低燃費と扱いやすさで人気のコンパクトカー、ミラージュが予防安全技術である「e-Assist」を全車に標準装備するなど、さらに魅力的な進化を遂げた。最上級グレードである「G」に試乗したので、その報告をしたい。
画像1: 【試乗】三菱 ミラージュ Gが「e-Assist」を全車標準装備するなどで魅力をアップ

実用的な大きさで扱いやすく、お財布に優しい低燃費が魅力のコンパクトカー「ミラージュ」。2013年の登場から3年が経ち、内外装をリフレッシュし、さらに充実した装備を採用するなどの改良がされた。

今回紹介するのは、最上級グレードの“G”。ワインレッドパールの落ち着いたカラーリングがさらに新型ミラージュを上質に映し出している。マイナーチェンジで大幅に変更されたフロントまわりは、先代モデルのソフトでシンプルなイメージから一変し、欧州車のようなスポーティデザインに変更されている。

とくに目を引くのがクロームメッキ加工を施されたフロントバンパーのロアーグリルだろう。両サイドにかけて伸びる煌びやかなラインとボリュームの増した新ボンネット形状により、ひとクラス上の重厚感を感じさせる。また、新採用のライトチューブ式LEDポジションランプと省電力ディスチャージヘッドライトも一層華麗に変身したミラージュを引き立たせている。

画像: 本革とピアノブラックの加飾を採用したステアリングホイール。インテリアはブラックを基調となっている。

本革とピアノブラックの加飾を採用したステアリングホイール。インテリアはブラックを基調となっている。

この上質感はインテリアにも引き継がれている。ドアを開けた瞬間にまず目を引くのが上級感のあるステアリングホイールだ。スポーク部にピアノブラックとメッキ加飾を施したリモコン付き本革ステアリングホイールが標準装備される。これだけでもライバルのひとつ上をいっている感じもするが、それだけでは終わらない。ブラックを基調としたシートにはステッチがあしらわれ、シックな室内空間に花を添えている。

センターコンソールに配されたスイッチ類の数も少なく、はじめて乗る人でも迷うことなく、すぐに使いこなせるデザインになっている。“扱いやすい”というのは、ただ単にボディが小さいということだけではなく、ドライバーが迷うことなくスイッチ類を操作できることも意味しているのだろう。

いざ運転席に腰を降ろすと窮屈さを感じさせない広々とした室内が印象的。さらに死角の少ない見切りの良さも際立っている。そんなことを感じながらウインカーレバーの後ろにあるスタートボタンを押すと1.2ɜ直3エンジンが静かに始動。アクセルペダルを軽く踏み込むとスルスルと加速していく。車両重量900kgという軽量ボディもあいまって、動力性能になんの不満も感じない。

当然のことながらエコ運転をサポートしてくれる「オートストップ&ゴー」機能はもちろんのこと、時速13km/h以下になるとエンジンが停止する「コーストストップ」機能も新たに追加されている。

そして、これからのクルマには必需品ともいえる自動ブレーキシステムをはじめ、誤発進を抑制する予防安全技術“e-Assist”も全車に標準装備されている。また、滑りやすい路面での発進や車体の横滑りを抑制する機能も搭載されている。

スポーティなスタイリングをはじめ、大幅に質感の増したインテリア、そして事故を抑制する予防安全技術“e-Assist”の搭載など、充実した内容でさらに魅力的に進化したミラージュ。正直、この装備内容で1,485,000円という戦略的なプライスを設定した三菱自動車に拍手を送りたい。コンパクトカーの購入を考えているなら、自分の目で確かめる価値のある1台だ。(文:黒田健一/写真:永元秀和)

画像: リアまわりのデザインも見直され、より洗練された。写真は有料色のワインレッドパールで32,400円プラス。

リアまわりのデザインも見直され、より洗練された。写真は有料色のワインレッドパールで32,400円プラス。

●主要諸元<ミラージュ G>
全長×全幅×全高=3795×1665×1505mm 
ホイールベース=2450mm 
車両重量=900kg 
エンジン=直3DOHC 1192cc 
最高出力=57kW(78ps)/6000rpm 
最大トルク=100Nm(10.2kgm)/4000rpm 
トランスミッション=CVT 
駆動方式=FF
JC08モード燃費=25.4km/L 
タイヤサイズ=175/55R15 
車両価格=1,485,000円 
※取材車のボディーカラーはワインレッドパール(有料色:32,400円)。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.