東洋ゴム工業は、北米タイヤ事業のさらなる強化を目的として、米国タイヤ製造子会社Toyo Tire North America Manufacturing Inc.(以下TNA)内に設置しているR&D部門の商品開発機能および人員を充実・強化し、2017年中をめどとして、現地R&D拠点としての機能確立を図る。
画像: ▲アメリカ・ジョージア州にあるToyo Tire North America Manufacturing Inc.

▲アメリカ・ジョージア州にあるToyo Tire North America Manufacturing Inc.

北米タイヤ製造拠点であるTNA(2005年12月操業開始)は、当社タイヤ技術開発のマザー拠点である「タイヤ技術センター(兵庫県伊丹市)」とTNA内に設置しているR&D部門との連携によって商品開発を行い、高度に自動化した当社独自の最新タイヤ製造工法「A.T.O.M.(Advanced Tire Operation Module)」を用いることで、市場に高品質なタイヤを供給する。

迅速な商品開発で北米タイヤ事業の経営価値向上が狙い

今回の機能充実は、商品企画や商品設計など商品化に至る各開発ステージの担当者を新たに置いて、市場ニーズをダイレクトかつきめ細やかに汲み取り、現地での的確かつ迅速な商品開発を図るもの。また、R&D部門の担当者を現在の1.5倍に増員するほか、タイヤの静的・動的特性を測定・評価する設備などを新たに導入し、製品評価と開発への迅速なフィードバックを進めていく予定だ。

東洋ゴム工業は、2017年中をめどに、これら北米現地R&D拠点としての確立を図り、新車装着用タイヤ、市販用タイヤ双方において、より顧客ニーズに密着したスピーディな商品開発を実現することで、北米タイヤ事業の経営価値をさらに向上していく。

TNAは、昨年末に第4期能力増強が完了し、年産1150万本(乗用車用タイヤ換算)の供給体制が整い、グループでも最大規模のタイヤ製造工場となっている。東洋ゴム工業は、北米事業をさらに強化するため、2017年1月より、本社に管理機能として直轄管理・事業推進を行う「北米事業推進室」を設置し、迅速な判断と適切な事業経営を推進していくという。

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