メルセデスベンツはCクラスの装備を一部変更。4気筒モデルに4MATICを追加、エントリー価格のクーペを新たにラインナップした。9速ATの採用など安全性、快適性が進化している。
4気筒ガソリンモデルにもフルタイム4WDシステムを搭載
Cクラスセダン/ステーションワゴンのフルタイム四輪駆動システム(4MATIC)搭載車はこれまで、V 6モデルのみだった。今回は新たに4気筒モデルである「C200 4MATIC アバンギャルド」を設定。従来より約330〜380万円ほども手頃に4WDが選べるようになった。
Cクラスクーペには500万円を切るエントリーモデルも登場
また、Cクラスクーペに499万円(税込)の新グレード「C180クーペ」が加わった。これまでエントリーモデルだった「C180クーペ スポーツ」の従来価格よりも48万円ほど安い。同時にその「C180 クーペ スポーツ」は、高機能なシートを運転席に採用するなどにより価格が改定されている。
メルセデスベンツ「最多」の9速オートマチックトランスミッションに変更
さらに装備の改変としては、C180系、200系ガソリン車のトランスミッションが、従来の7速ATからついに9速AT「9G-TRONIC」に変更されている。メルセデスベンツとしては最多の変速段数だが、快適性と静粛性に非常に高い効果が期待できるという。
このほか今回の改良では、ヘッドアップディスプレイが新たに設定されたこともトピック。ステーションワゴンの一部には標準装備。セダンでは、パッケージオプション(プレミアムパッケージおよびエクスクルーシブパッケージ)に加わった。