ボルボ本社への取材で感じたスウェーデンのあれこれを書いていく“取材こぼれ話”。2回目は、スウェーデンのクルマ事情について書いていこう。

スウェーデン人にとっての国産車ボルボはやはりプレミアムブランド

日本人にとって、国産車はトヨタや日産、ホンダなど多くのメーカーがある。輸入車と比較して手軽に購入でき、機能的で実用的なクルマと考える人も多いかもしれない。

では、スウェーデン人にとって国産車ボルボとは?と疑問に思っていた。

スウェーデン国内での販売価格(1スウェーデンクローネ=約12.8円)を見てみると、V40で約264万円〜、V60で約307万円〜(ともに税抜)と、消費税25%も含めると決して手軽に購入できる価格帯ではない。

それでも、イェーテボリ周辺では多くのボルボ車を見かけた。さすがにボルボ本拠地で、全体の半数以上を占めているように感じる。安全性能の高さや雪道をものともしない走行性能、スカンジナビアデザイン、さらには地元愛もあるだろう。スウェーデン人にとてボルボ車を所有することは一種のステータスと考える人が多いのだという。

ちなみに、下の写真はボルボ本社のデモセンターで発見した、日本に導入されていないグレード。V40クロスカントリーの「D2」とXC90の「D5」だ。こういったグレード展開の豊富さは正直羨ましい。

画像: スウェーデン人にとっての国産車ボルボはやはりプレミアムブランド

短時間の走行で、あっという間に泥だらけ

画像: 短時間の走行で、あっという間に泥だらけ

この2枚の写真、上が走行前 下が走行後だが……さて、何時間ほど走ったでしょうか?

正解は2時間。新車同然だったキレイな外装が、たった2時間の走行でこんなにも汚れてしまった。

日本でスタッド(スパイク)タイヤの使用は“原則禁止”となっているが、スウェーデンではOK。そのため、スパイクで削られたアスファルトが巻き上げられて汚れてしまうのだ。

試乗した日の路面が濡れていたため、こんな目も当てられない状態に。街行くクルマのほとんどは、さらにひどい汚れ具合。洗車のしがいがあるのだが……。

自然のなかでの生活はステータス。離島へ移住する人も

自然のなかでゆったりと生活することは優雅で、憧れを持っている人も多くいるという。そのため勤め先のある都心を離れ、海岸沿いに点在する大小さまざまな離島へ移住する人も多いのだとか。本土との行き来は橋だけでなく、場所によってはクルマごと乗船できるフェリーも運行している。しかも無料というのが嬉しい。

ポールスター社のある社員も最近離島に移住したらしく、「フェリー最終便に乗るため早く帰らなくてはならない」と誇らしげに語っていた。

下の写真は、試乗の途中でナビルートを逸れると現れたフェリー。時刻表も確認できないまま乗船すると、運良く10分程度で出航。試乗車の返却時間に危うく遅刻するところだった。

画像1: 自然のなかでの生活はステータス。離島へ移住する人も
画像2: 自然のなかでの生活はステータス。離島へ移住する人も

さて次回からは、そろそろ本題ボルボについて話してみようと思う。

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