1956年から1970年まで製造され約70万台を出荷したボルボの名車「アマゾン(Amazon)」。
この「ボルボ アマゾン」は1959年に世界で初めて3点式シートベルトと標準装備したことでも有名だが、そのボディカラーに採用されていた「ライトブルー」をオマージュして開発された色が「アマゾンブルー」である。
画像: ボルボ アマゾン。

ボルボ アマゾン。

「アマゾンブルー」と「シティウィーブ」を組み合わせた

今もなお多くのファンがいる「ボルボ アマゾン」。そのデビューはなんと60年以上も前である。この「アマゾン」は、世界で初めて3点式シートベルトを標準装備したクルマでもある。

ちなみにボルボは、自らが1959年に発明した3点式シートベルトの特許を無償公開している。現在、販売されるクルマのほとんどに装備されている3点式シートベルトの普及はこのボルボの英断なしには語れないと言っていいだろう。これによりどれほどの命が救われたことか。このシートベルトにより100万人を超える人の命が救われていると言われている。

さて「アマゾンブルーエディション」に戻ろう。このモデルは、この名車「アマゾン」に採用されていた「ライトブルー」のボディカラーをオマージュして開発されたソリッドカラーで、2017年モデルの新色となる。ボルボはポールスターに採用した「レーベルブルー」や、この「アマゾンブルー」など本当に「ブルー」の使い方がうまいメーカーである。

画像: ボルボ V40 アマゾンブルイーエディション。

ボルボ V40 アマゾンブルイーエディション。

「カー・オブ・ザ・ショー」を受賞した「コンセプト エステート」のエッセンス

そしてこの「アマゾンブルー」のボディカラーに組み合わされたシートカラーが「City Weave(シティ ウィーブ)」である。このシティ ウィーブは、都会を意味する「City」と繊維を織る、編むを意味の「Weave」を組み合わせた造語で、シックでモダンなチェック柄のテキスタイルとなっている。またこれは2014年のジュネーブオートサロンにおいて「カー・オブ・ザ・ショー」を受賞した「コンセプト エステート」のシートデザインからもエッセンスを受け継いで開発されている。

画像: シートカラーのシティ ウィーブ。シート素材はT-Tec/テキスタイルコンビネーションとなる。

シートカラーのシティ ウィーブ。シート素材はT-Tec/テキスタイルコンビネーションとなる。

画像: 2014年ジュネーブオートサロンで「カー・オブ・ザ・ショー」を受賞した「コンセプト エステート」のシート。

2014年ジュネーブオートサロンで「カー・オブ・ザ・ショー」を受賞した「コンセプト エステート」のシート。

今、もっとも安全なクルマのひとつ

この限定車は、大きな開口部により、明るく開放的なインテリアを実現する「パノラマガラスルーフ」を特別装備している。またルーフ部をブラックカラーかつガラス素材とすることで、ボディカラーとの絶妙なコントラストを生み出している。

ボルボ車らしく安全装備も充実している。世界初採用となった「歩行者エアバッグ」に加え、「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減オートブレーキシステム」をはじめとした11種類以上の先進安全・運転支援システムを含んだ「インテリセーフ」を標準装備している。このクラスでもっとも安全なクルマのひとつと言えるだろう。

もちろん環境性能にも優れ、T3は「平成17年排出ガス基準75%低減」「平成27年度燃費基準+10%」、D4は「平成21年排出ガス基準適合」「平成32年度燃費基準+10%」により自動車取得税及び従量税が減税となっている。

画像: アマゾンブルーエディションに特別装備されたパノラマガラスルーフ。

アマゾンブルーエディションに特別装備されたパノラマガラスルーフ。

パワートレーンはガソリン「T3」とクリーンディーゼル「D4」の2種類

「アマゾンブルーエディション」には、T3とD4グレードが用意される(それぞれ100台の限定販売)。前者が搭載するエンジンは1.5L直4直噴ターボで最高出力112kW(152ps)、最大トルク250Nm(25.5kgm)を発生、6速ATが組み合わされる。また後者のD4は、2L直4直噴ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力140kW(190ps)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生、8速ATを組み合わせている。駆動方式はともにFF(前輪駆動)である。

■V40 T3/D4 アマゾンブルーエディションの概要
○ベースモデル:V40 T3/D4 モメンタム
○特別装備:アマゾンブルー(ボディカラー)、シティ ウィーブ(シートカラー)、T-Tec/テキスタイルコンビネーション(シート素材)、チャコール/ブロンド(インテリアカラ−)、モダンウッドパネル、パノラマガラスルーフ、PCC/キーレスドライブ
○価格:V40 T3 アマゾンブルーエディション 3,840,000円(100台)、V40 D4 アマゾンブルーエディション 4,090,000円(100台)
※T3の搭載エンジンは1.5L直4直噴ターボ(152ps/250Nm)+6速AT、D4の搭載エンジンは2L直4直噴ディーゼルターボ(190ps/400Nm)。

■参考:ボルボ アマゾン(Amazon)
1956年に販売が開始されたボルボの中型乗用車。ギリシャ神話の女性戦士にちなんで「アマゾン」と名付けられ、スカンジナビアでは「アマゾン」、欧州や米国では「P120」というモデル名で販売されていた。このアマゾンは、グローバルな販売を視野に入れて開発されたモデルであり、当時の流行が取り入れられたデザインが見られ、今でも多くの愛好家がいる。また1959年にはボルボが発明した「3点式シートベルト」を世界で初めて標準装備したことでも有名である。さらに乗員保護のため、ダッシュボードにソフトパッドを採用するなど、ボルボの安全に対する取り組みを語る上でも欠かせないモデルである。このアマゾンは、1970年まで製造され、延べ667,791台を出荷、当時もっとも生産台数の多いボルボ車となった。

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