1982〜1985年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画「よろしくメカドック」。その作中には現代では名車と呼ぶにふさわしいモデルが多数登場する。今回はその中から、マツダ・サバンナRX-7をマンガの原画とともに振り返る。
画像: いかにもスポーツカー然としたフォルムと、ロータリーエンジン搭載という特殊性が、孤高のチューナー那智渡のイメージと重なる。

いかにもスポーツカー然としたフォルムと、ロータリーエンジン搭載という特殊性が、孤高のチューナー那智渡のイメージと重なる。

1978年3月に発売された初代サバンナRX-7(SA22C型)は、典型的なスポーツカールックのロングノーズ&ショートキャビン、そしてリトラクタブルヘッドランプを採用してノーズ高を低く抑えることで、当時の国産車としては最高水準のCd値0.36を実現していた。当時はスーパーカー・ブームということもあり、一躍クルマ好きの憧れとなった。

もちろん搭載エンジンは12A型ロータリー。先代にあたるサバンナGTから引き継いだエンジンであったが、RX-7に搭載するにあたり、吸気ポートの形状変更などを行い、サバンナ比でプラス5馬力となる130馬力を発生している。

天井知らすに吹け上がる12Aは、とくに4000rpm以上でのパワーの盛り上がりとレスポンスで他を圧倒しており、モーターマガジン誌のテストでも最高速度177km/h、0-400m加速17.5秒をたたき出して、そのフォルムにふさわしい速さを立証してみせた。

画像: ストレートアーム気味のドライビングポジションで気分はストリートレーサー。

ストレートアーム気味のドライビングポジションで気分はストリートレーサー。

画像: 12型ロータリーエンジンは130馬力を発生。天井知らずに回る独特の吹け上がりが魅力だった。

12型ロータリーエンジンは130馬力を発生。天井知らずに回る独特の吹け上がりが魅力だった。

サスペンション形式は、フロントがストラット、リアがワットリンク付き4リンクリジッド。標準装着タイヤが185/70SR13ということもあり、リアの流れ出しは早めだったが、そのぶん挙動の変化はつかみやすく、FR車らしい豪快な走りが楽しめると人気を呼んだ。

「よろしくメカドック」では主人公・風見潤のライバルとして登場する那智渡の愛車として登場。那智は連載開始時から一貫してRX-7のチューニングにこだわり、初期の吸排気系チューンはエスカレートしていき、ついにはトリプルローター&トリプルターボというモンスターマシンを生み出すに至っている。

画像: ⓒ次原隆二/NSP 1982

ⓒ次原隆二/NSP 1982

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