待望のディーゼルエンジン搭載モデルが、『GLC』シリーズに追加設定された。さらに2L直4ターボエンジンを搭載した2WDモデルも新たに登場。スタイリッシュなミドルクラスSUVを選ぶ楽しさが大きく広がっていく。

最新の9速ATに4MATICの組み合わせ。3つのグレードを設定。

業界関係者からは「ないほうが不思議」と言われ続けてきたメルセデスベンツGLCのラインナップに、いよいよ2.2L直4ディーゼルターボエンジンが加わった。グレード名は「GLC 220d 4MATIC」で、「スポーツ」も設定、最高出力は170ps、最大トルクは400Nmを発揮する。各種装備は『GLC 450 4MATIC』と同等にまとめられている。

ちなみに「スポーツ」は、ヘッドアップディスプレイや後席シートヒーター、よりスポーティな内外装が標準装備される。さらに本革シートやパノラミックスライディングルーフ、パフュームアトマイザー機能を備えた「スポーツ(本革仕様)」も用意されている。

後輪駆動のGLCはエントリーながらもっともツウな選択肢?

画像: GLC 200

GLC 200

もともとメルセデスベンツといえば、FR車のお手本的な走りをイメージする人は少なくないだろう。だがこれまでGLCのラインナップはすべて4MATICだった。ディーゼルモデル同様、後輪駆動レイアウトの「GLC 200」もまたある意味、待望の仕様だったと言えるかもしれない。パワートレーンは2L直4ガソリンターボに9速ATを組み合わせ、600万円を切る価格からリリースされる。

2タイプの新グレード追加に合わせて、従来のGLCラインナップにも装備追加などの一部改良が施された。とくに「GLC250 4MATIC」は上質なブラックアッシュウッドトリムや、安全性を高めてくれるヘッドアップディスプレイを標準装備。さらに路面状況に応じてダンピング特性や車高を最適化してくれる「AIR BODY CONTROLサスペンション」によって、さまざまなシーンで安心、快適なドライブを楽しむことができる。

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