マクラーレン・ホンダが、昨年に引き続き、GP2シリーズに参戦する松下信治(まつした のぶはる)選手をF1テストドライバーとして起用すると発表した。

将来のF1ドライバーの可能性も

マクラーレン・ホンダと松下信治選手の契約は2年目。松下信治選手は2015年シーズン以来、F1のサポートレースとして欧州を中心に各国で開催される「GP2シリーズ」に参戦しており、昨年からは同時にマクラーレン・ホンダのテストおよび開発も行っている。

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松下選手にとって3年目となる「GP2シリーズ」への参戦に加え、F1テストドライバーとしての活動を行うことは、モータースポーツ界で活躍する若手ドライバーの発掘を目的とした「ホンダ フォーミュラドリーム プロジェクト(HFDP)」の一環でもあり、将来のF1ドライバーへのステップアップも期待される。

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松下選手のマシン開発能力には定評があり、マクラーレンテクノロジーグループのエグゼクティブダイレクター  ザク・ブラウン氏は「彼のシミュレーターでのテストはマクラーレン・ホンダのF1活動にとって非常に役立っています。また、GP2シリーズは競争の激しいカテゴリーですが、彼は勝つために何をすべきか理解しています」とコメント。

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また、ホンダのモータースポーツ部 山本 雅史氏も「若手チャレンジプログラム出身の松下選手が、今年もマクラーレンと契約しマクラーレン・ホンダの開発ドライバーを務めることを非常にうれしく思います。彼は将来の日本人F1ドライバーの候補の一人です。シミュレーターを通じた開発でチームの車体作りへ昨年以上に貢献すると同時に、チームから多くのことを吸収し、さらなる成長を遂げることを期待しています」と語る。

画像: マクラーレン・ホンダのF1テストドライバー、松下信治(まつした のぶはる)選手

マクラーレン・ホンダのF1テストドライバー、松下信治(まつした のぶはる)選手

松下信治選手は埼玉県出身の23歳(1993年10月13日生まれ)。2011年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席卒業してスカラーシップ獲得。2014年には全日本F3選手権チャンピオを獲得し、2015年よりGP2シリーズにステップアップ。2016年シーズンは優勝1回でGPシリーズ総合11位。

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