1982年〜1985年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫「よろしくメカドック」。その作中には現代では名車と呼ぶにふさわしいモデルが多数登場する。今回はその中から、日産の3代目シルビアをマンガの原画とともに振り返る。
画像: 神奈川県警特別高速隊のパトカーとして登場したシルビア。圧縮比アップなどのライトチューンが施されている。ⓒ次原隆二/NSP 1982

神奈川県警特別高速隊のパトカーとして登場したシルビア。圧縮比アップなどのライトチューンが施されている。ⓒ次原隆二/NSP 1982

画像: 原作にも登場した初期型の最上級グレード2.0ZSE-X。直線基調のHTボディのほか、ハッチバックもラインアップ。

原作にも登場した初期型の最上級グレード2.0ZSE-X。直線基調のHTボディのほか、ハッチバックもラインアップ。

1979年3月に発売された3代目シルビア(S110型)は、角型4灯ヘッドランプを採用し直線基調の端正なボディラインが特徴。当時流行したエッジの立った造形で当時の若者を中心にまたたく間にヒット車となった。

画像: 2リッターSOHCエンジン。ツインプラグ化とインジェクション採用によって、120馬力を発生していた。

2リッターSOHCエンジン。ツインプラグ化とインジェクション採用によって、120馬力を発生していた。

搭載されたエンジンはZ型の1.8リッターと2リッター直4SOHC。トップグレードのZSE-Xに搭載されたZ20E型エンジンは120馬力を発生し、最高速度は実測で167km/h、0-400m加速は18.1秒を実現した。シャシはA10型バイオレットのものがベースだったが、4リンクリジッドのリアサスを採用し、14インチタイヤの装着と相まって、当時としてはかなり俊敏なハンドリングを誇っていた。

画像: 生粋のスポーツカーではないため、インテリアは比較的オーソドックスなデザインだった。

生粋のスポーツカーではないため、インテリアは比較的オーソドックスなデザインだった。

1981年5月には動力性能の向上を狙って、135馬力を発生する1.8リッターターボのZ18ET型エンジン搭載車を投入。同年10月には、スカイラインRSに搭載され好評を博していたFJ20型2リッター4バルブDOHCエンジン搭載のシルビアRSも設定。圧倒的なパワーで、同クラスのライバルを蹴散らした。

画像: 風見潤のライバル、那智渡の双子の弟、神奈川県警・特別高速隊員の那智徹の愛車がシルビア。キャノンボール・トライアル編の中盤から登場し、風見たちと熾烈な公道バトルを繰り広げた。ⓒ次原隆二/NSP 1982

風見潤のライバル、那智渡の双子の弟、神奈川県警・特別高速隊員の那智徹の愛車がシルビア。キャノンボール・トライアル編の中盤から登場し、風見たちと熾烈な公道バトルを繰り広げた。ⓒ次原隆二/NSP 1982

「よろしくメカドック」では、初期のキャノンボール・トライアル編に登場。主人公・風見潤のライバル、那智渡の双子の弟である徹の愛車として登場。しかも徹は神奈川県警の特別高速隊員という設定で、シルビアも徹の手によって圧縮比アップなどのチューンが施されている。

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