スーパー耐久シリーズで今年より新設された、TCR車両によるカテゴリー「ST-Rクラス」において、HONDA CIVICのTCR仕様「Modulo CIVIC TCR」が200分で争われる耐久レースの開幕戦で総合優勝を果たした。

TCR規定車両とは

世界ツーリングカー選手権(WTCC)で使用するTC1、TC2車両の下位カテゴリーとして2015年に制定。主にCセグメント車両の改造市販車で、WTCCより低コストで運用できることもあり「WTCCの地域版」として世界的にシリーズ化されつつある。そしてその頂点に立つのがTCRインターナショナル・シリーズで、ホンダ以外にもアウディ、VW、セアト、アルファロメオ、オペル、KIAといった様々なメーカーがTCRホモロゲーション車両を開発している。
今回、日本で初のレース形式としてスーパー耐久シリーズにクラスが制定。ホンダCIVIC TCRの他に2台のアウディRS3 LMSが参加。合計4台で争われた。

予選ではアウディが先行

画像: 45号車 LIQUI MOLY RS3 LMS

45号車 LIQUI MOLY RS3 LMS

ST-1、ST-2およびST-5クラスとの混走となるグループ2に仕分けされた第1戦は、4/1(土)に予選、決勝が行なわれるワンデーレース。上位カテゴリーであるST-1、ST-2に割って入る形で4番手タイムを出したのは45号車アウディRS3。それに続く5番手に98号車ホンダCIVIC、97号車CIVICは9番手、そして10番手に19号車アウディと続いた。
尚、ST-X、ST-3およびST-4クラスで構成されるグループ1の決勝は翌4/2(日)に行われた。

200分のサバイバルレースを制したのは

画像: 98号車 Modulo CIVIC TCR が20周年を迎えるツインリンクもてぎでトップチェッカー!

98号車 Modulo CIVIC TCR が20周年を迎えるツインリンクもてぎでトップチェッカー!

各車ドライバー3名体制、規則により2回以上のピットストップが義務付けられた決勝レースでは、序盤先行した98号車CIVICがペナルティにより後退するも、97号車CIVICがアウディ勢を抑えてクラストップに立つ。その後、ピットのタイミングなどにより再び98号車が先行すると上位カテゴリー車両のトラブルなどもあり98号車が総合で首位に。その後は97号車と共にCIVIC2台でトップを争う展開となるが、結局順位はそのまま98号車が逃げ切り、TCR国内初レースを総合優勝で飾った。しかも1-2フィニッシュというオマケ付きで場内のファンを大いに盛り上げたのだ。
アウディ勢は19号車が総合7位、45号車は10位。第3戦からはVWゴルフの参戦も予定されており、さらに今後TCRカテゴリーの参戦車両が増加することになりそうだ。尚、今レース直前に次戦よりクラス名を「ST-TCR」へと変更することが発表され、TCRインターナショナル・シリーズ直下としてのポジションがより鮮明になっている。

スーパー耐久シリーズ2017 第1戦 ST-Rクラス結果

総合順位
1位 98 Modulo CIVIC TCR 黒澤琢弥 / 石川京侍 / 加藤寛規 96Laps
2位 97 Modulo CIVIV TCR 伊藤真一 / 海老澤紳一 / 中野信治 +12.847
7位 19 BRP Audi Mie RS3 LMS 奥村浩一 / 秋吉圭 / 山脇大輔 +2Laps
10位 45 LIQUI MOLY RS3 LMS 田ヶ原章蔵 / 白坂卓也 / 竹田直人 +4Laps

(PHOTO:井上雅行)

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