スバルへの社名変更後初の新型車として、フルモデルチェンジしたXVが発表された。
従来型と同様インプレッサをベースにSUVテイストが与えられたXVのプロフィールを紹介しよう。
(タイトル写真は右が吉永社長、左が開発責任者の井上氏)

SGPとアイサイトで走りと安全が大幅に向上。

スバル XVがフルモデルチェンジされ、5月24日から発売される。
これまでXVはフォレスターよりひとまわりコンパクトなボディによる取りまわしの良さを武器にしてきたが、今回アクティブトルクスプリットAWDに加え、フォレスターで高性能を実証したX-MODEを1.6iを除く全車に採用して、本格SUVとしての機能を大幅に向上させてきた。

画像: ブラックとグレーを基調として質感の高さを訴求したインテリア。各所にオレンジステッチをアクセントとして加え、XVらしい遊び心やアクティブ感を表現した。

ブラックとグレーを基調として質感の高さを訴求したインテリア。各所にオレンジステッチをアクセントとして加え、XVらしい遊び心やアクティブ感を表現した。

エンジンは、スバル伝統の水平対向4気筒2.0Lと1.6Lの2本立て。とくに燃料供給を直噴に変更し約80%の部品を新設計したという2.0Lは、もう新型エンジンと言ってもいいほど。出力特性も最大トルク発生回転数を200rpm下げて実用域トルクを厚くすることで、低燃費と胸のすく中間加速を両立させている。
新設定の1.6LはJC08モード燃費16.2km/Lで、2.0LのL(16.4)とS(16.0)の中間だが、市街地の実用燃費なら1.6Lの優位は揺るがない。泥濘地走破より街を軽快に駆け抜けるアーバンSUVとしての性能を望むなら、エンジン自体が軽い1.6Lの回頭性の良さは魅力だ。

また走りでは、SGPと呼ばれる新プラットフォームの採用で操舵応答性と操縦安定性を飛躍的に向上させたのが大きい。ボディもフレームワークの一新や構造用接着剤の採用などで、全体の剛性を従来比+70〜100%も向上させている。
さらにクロスメンバーの構造変更やサスペンションの取り付け剛性を高めてしなやかな乗り味と高い静粛性を実現するなど、ひとクラス上の乗り味を身につけた。

画像: スバルの新世代プラットフォームSGP。高剛性ボディ&サスとの組み合わせによる正確なハンドリングで、危険回避にも威力を発揮する。

スバルの新世代プラットフォームSGP。高剛性ボディ&サスとの組み合わせによる正確なハンドリングで、危険回避にも威力を発揮する。

安全面では、車線中央維持機能の新採用やACC(全車速追従機能付きクルーズコントロール)を進化させたスバル自慢のアイサイトver.3を全車に標準装備。
さらにSGPによる衝突安全性・危険回避性の向上や、歩行者保護エアバッグの全車標準装備化など、全方位での安全性向上が図られているのはスバルならではの美点だ。

価格は、1.6i アイサイト:218万3400円〜2.0i-S アイサイト(ルーフレール装着車):273万2400円。
都会的でクールなスタイリングに高い実用性を組み込んだ新型XVは、走りの良さでも一段と魅力を増したと言えそうだ。

This article is a sponsored article by
''.