現地時間4月12日から開幕したニューヨーク国際自動車ショー(ニューヨークショー)。そこで注目を浴びている国産車をダイジェストでご紹介します。

FJクルーザーの流れをくむシティ派コンパクトSUV
〜トヨタ FT-4X

画像: 水平基調のグリルはトヨタの伝統的なSUVデザイン。大柄に見えるが、実はC-HRよりも全長は短い。

水平基調のグリルはトヨタの伝統的なSUVデザイン。大柄に見えるが、実はC-HRよりも全長は短い。

トヨタの北米デザイン拠点、Calty Design Researchが手掛けたコンパクトなSUVコンセプト。歴代ランドクルーザーのDNAを昇華させた、ひと目でトヨタSUVとわかるデザインが、懐かしくも新鮮だ。プラットフォームにプリウスやC-HRでおなじみとなったTNGAを採用することを公表しているあたり、近い将来の市販を目論んでいるのは間違いなさそう?

画像: リアクオーターまわりのデザイン処理はFJクルーザーを彷彿とさせる。

リアクオーターまわりのデザイン処理はFJクルーザーを彷彿とさせる。

画像: 取り外し可能なオーディオやルームライト、センターアームレストに内蔵された寝袋など、アウトドアを意識したユニークな装備を満載。

取り外し可能なオーディオやルームライト、センターアームレストに内蔵された寝袋など、アウトドアを意識したユニークな装備を満載。

新フラッグシップサルーンに設定されるスポーティバージョン
〜レクサスLS Fスポーツ

画像: 存在感あふれる迫力のフォルム!

存在感あふれる迫力のフォルム!

日本では今夏に発売が予定されている新型レクサスLS。そのスポーティバージョンとして設定されるのがFスポーツだ。専用フロントマスクや20インチ大径タイヤ&ホイールを採用し、スポーティなエクステリアが目を引く。インテリアにもLFA譲りのデザインを採用したメーターや、バケットタイプの専用シート、専用ステアリングを採用。LS500、LS500hともにラインアップする。

まずは北米市場で発売
〜ホンダ クラリティ プラグインハイブリッド&クラリティ エレクトリック

画像: クラリティ プラグイン ハイブリッドとエレクトリック(写真)はどちらも「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードを備えている。

クラリティ プラグイン ハイブリッドとエレクトリック(写真)はどちらも「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードを備えている。

ホンダからは、燃料電池車=クラリティ フューエル セルと同じプラットフォームから誕生したプラグインハイブリッド車と電気自動車が出品された。プラグインハイブリッドは、17kWhのバッテリーを搭載し、40マイル(約64km)以上のEV走行が可能。搭載エンジンは1.5リッターで、ガソリンとモーターによる総走行距離は330マイル(役531km)以上と発表されている。米国での発売は2017年中だ。一方、クラリティ エレクトリックは純電気自動車。25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は80マイル(約128km)。満充電にかかる時間は240Vで3時間強とのこと。こちらは、2017年中にカリフォルニア州とオレゴン州でリース販売を開始する予定だ。

新世代アキュラ顔にフェイスリフト
〜アキュラTLX

画像: 新世代のアキュラ顔にチェンジしたTLX。ジュエルアイと呼ばれるヘッドランプや個性的なペンタゴングリルが特徴だ。

新世代のアキュラ顔にチェンジしたTLX。ジュエルアイと呼ばれるヘッドランプや個性的なペンタゴングリルが特徴だ。

ホンダの高級車ブランドがアキュラ。その中核モデルとも言えるスポーティ・ミドルサルーンTLXのフェイスリフトモデルが公開された。大型SUVのMDXに続き、こちらも新世代アキュラ・フェイスとなって、新たなブランド・イメージを発信する。

生誕50周年記念モデルを2年前倒しで発表?
〜370Zヘリテイジエディション

画像: 専用ボディカラーとレーシーなストライプが目印。

専用ボディカラーとレーシーなストライプが目印。

1969年に北米に投入されたダットサン240Z(日本名フェアレディZ)。スポーツカーは高価なものという常識を覆すリーズナブルなプライスやスタイリッシュなデザインで、北米でも爆発的にヒットした。2019年には発売50周年を迎えるが、今回発表されたのはそんなZの歴史を記念するリミテッドエディション。今回のショー終了後、2018年モデルとして北米で発売される。

北米専売の巨大な7シーター
〜スバル・アセント SUVコンセプト

画像: 市販モデルの公開は、秋に開催されるLAオートショーか?

市販モデルの公開は、秋に開催されるLAオートショーか?

スバルの北米専売7シータ−SUVといえば、いまはなきトライベッカが思い出されるが、その後継車となるフルサイズSUV「ASCENT(アセント)」のコンセプトカーが発表された。コンセプトカーと言えども、ほぼ市販車に近い完成度だ。一応サイズを紹介しておくと、全長5050㎜、全幅1990㎜、全高は1840㎜。ホイールベースも2970㎜もある堂々のアメリカン・フルサイズ。搭載エンジンは新開発の水平対向直噴ターボとのみアナウンスされているが、この巨体を走らせる十分なパワー/トルクを発生するユニットが搭載されるに違いない。あくまで北米専売モデルとして、生産も北米工場で行い、2018年に市場導入予定とのこと。

This article is a sponsored article by
''.