フォルクスワーゲンが上海モーターショーで、EVのコンセプトカーを発表した。「I.D.CROZZ(アイ.ディ.クロス)」というネーミングのSUVとクーペのクロスオーバーで、10に及ぶハイライトがあるという。
画像: フォルクスワーゲンが上海モーターショーで発表した「I.D.CROZZ(アイ.ディ.クロス)」。

フォルクスワーゲンが上海モーターショーで発表した「I.D.CROZZ(アイ.ディ.クロス)」。

オールマイティなEVで隙がない

EV路線をひた走るフォルクスワーゲンだが、上海モーターショーでも興味深いEVコンセプトカーを発表した。500kmの航続距離を持ち、4WDで自動運転モードがあるのが特徴だが、10のハイライトが発表されているので、それを見ていこう。

画像: 今後、フォルクスワーゲンからデビューするEVのエクステリアデザインを示唆している。

今後、フォルクスワーゲンからデビューするEVのエクステリアデザインを示唆している。

1.SUVの機能性とクーペのダイミズムを兼ね備えたクロスオーバーユーティリティモデル。
2.EV用の共通プラットフォームである「MEB」を採用したファミリーの主力モデル。
3.アバンギャルドのデザインが、今後のe-モビリティデザインの方向性を示唆。
4.最高速180km/hで航続距離は500kmとガソリン車並みの性能を確保。
5.150kWの直流電源により30分で80%の充電が可能。
6.ティグアンオールスペースに匹敵するキャビン空間を提供。
7.コクピットにはAR技術を使った操作系装置を採用。
8.完全自動運転モードを実現。
9.「クリーンエアシステム」という新しいベンチレーションシステム導入。
10.ジェスチャーコントロールでルーフのアンビエントライトを操作。

画像: シンプルなインパネまわりには、AR技術が使われる。

シンプルなインパネまわりには、AR技術が使われる。

フォルクスワーゲンは世界の有力なモーターショーで次々とEVコンセプトカーを発表しているが、この勢いのまま数年先には次々とEVの市販モデルを投入していくことになるのだろう。その意気込みには注目せざるを得ない。

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