2017年第1四半期に昨年を上回る1万7700台以上を販売し、好調を維持しているメルセデスベンツ。その勢いをさらに加速させるモデルが登場した。コンパクトメルセデスのSUV版、「GLA」である。
画像: メルセデスベンツコネクションで開かれた新型GLAの記者発表会。

メルセデスベンツコネクションで開かれた新型GLAの記者発表会。

世界的ブームで多くのメーカーが参入

今、世界的にSUVが大流行している。当然、各メーカーはそんなSUVブームの流れに乗り遅れないよう、活きのいいモデルを投入しているわけだが、それは日本市場においても同じである。

画像: 魅力的なペット用のアクセサリーも多数用意した新型GLA。

魅力的なペット用のアクセサリーも多数用意した新型GLA。

日本で販売される主な欧州メーカーのSUVを見ても、アウディはQ7、Q5、Q3を市販、最コンパクトモデルQ2も近々日本へ導入される予定である。BMWはX6、X5、X4、X3、X1の5車種、ポルシェもカイエン、マカンを、ボルボもXC90、XC60、XC40をラインナップしている。あの高級ブランド、マセラティだってベントレーだってそれぞれレヴァンテ、ベンテイガというSUVモデルを用意しているくらいなのだ。

そういえばジャガーのFペイスは、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2017」と「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー2017」の2冠に輝いたというニュースも先日、飛び込んできている。つまり、世の中の耳目の多くは「SUV」に集まっていると言っていいだろう。

画像: 新たに設定されたGLA220 4MATIC。

新たに設定されたGLA220 4MATIC。

そうした欧州勢のなかでもメルセデスベンツは、Gクラス、GLS、GLE、GLEクーペ、GLC、GLCクーペ、そしてGLAと、国内最多となる実に7車種もラインナップを揃えてる。そしてその中のGLAが新型モデルに切り替わった。

4月19日に発表された新型GLAは、メルセデスSUVの多くに採用されている「パンチドグリル」を持つなどダイナミックなデザインとなり、さらに新型Eクラスにも使われている満天の星空の輝きを想起する「クリスタルルック」リアコンビネーションランプを採用している。

ラインナップは、GLA180(3,980,000円)、GLA220 4MATIC(4,490,000円)、GLA250 4MATIC(5,130,000円※受注生産)、メルセデスAMG GLA45 4MATIC(7,920,000円)の4モデル。ちなみにGLA220は、今回新たに設定されたモデルである。

画像: GLA220 4MATICのインテリア。

GLA220 4MATICのインテリア。

量産車で世界一パワフルな4気筒エンジンを持つGLA45 4MATIC

なかでもメルセデスAMG GLA45 4MATICは、コンパクトSUVのトップパフォーマーに相応しい、最高出力280kW(381ps)、最大トルク475Nmを発生する2L 直4直噴ターボを搭載、トランスミッションに7速DCTを組み合わせている。

新しいGLAのトピックスはそれだけではない。オフロード性能や安全支援システムも注目すべきポイントである。

GLAに搭載される「4MATIC」は、可変トルク配分型の四輪駆動システムで通常時はほぼ100%前輪駆動で走行、状況に応じて最適なトルクを後輪に配分するようになっている。

画像: Eクラス同様、「クリスタルルック」リアコンビネーションランプを採用する。

Eクラス同様、「クリスタルルック」リアコンビネーションランプを採用する。

また安全運転支援システム面では、緊急ブレーキ機能の「アクティブブレーキアシスト」、「アテンションアシスト」、「ディスタンスパイロット ディストロニック」、「ブラインドスポットアシスト」、「レーンキーピングアシスト」などを含んだ「レーダーセーフティパッケージ」を設定している。また駐車時のストレスを軽減する「パーキングアシストリアビューカメラ」を全モデルに標準装備、さらに「パーキングパイロット」も設定されている。

画像: 新型GLAのインテリア。

新型GLAのインテリア。

さて、新型GLAには、「#メルセデスの切り札」というキャッチコピーが使われるが、ライバルたちがひしめきあうこのこのコンパクトSUVセグメントで「切り札」的な存在となるのだろうか。この魅力的なスタイルと充実した内容を見ると、少なくとも「切り札」候補の1台であることは間違いないだろう。

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