Motor Magazine誌ではLongterm Reportと題して、テスト車をある程度の期間にわたって実際に乗って使用してみたレポートを紹介しています。今回は、その中から2014年10月から2016年11月までの2年間あまりで3万6000kmほど走行したフォルクスワーゲン ハイアップ!をねちっこくまとめた記事のレポートを、順を追ってこちらでご紹介させていただきます。[出典:Motor Magazine 2015年8月号]

第9回 9カ月目 1万5404km
今月の走行距離:1568km
燃費:1568km÷96.9L=16.2km/L
2015年5月23日〜2015年6月22日

好きになる人とそうでない人。

画像: MMアップ!号は、編集部が使用する時は取材で出かけることが多いので、そうすると1日の走行距離は200kmとか、時には4〜500kmぐらいとなる。そうした場合の燃費データを見てみると、だいたい18〜21km/Lぐらいの値を示していることが多い。広告部の使用条件だと、都内の移動がメインなので、走行距離も10kmとかせいぜい4〜50kmだ。だがそんな場合でも、燃費データは15km/L前後ぐらいを示している。これは嬉しい点だ。

MMアップ!号は、編集部が使用する時は取材で出かけることが多いので、そうすると1日の走行距離は200kmとか、時には4〜500kmぐらいとなる。そうした場合の燃費データを見てみると、だいたい18〜21km/Lぐらいの値を示していることが多い。広告部の使用条件だと、都内の移動がメインなので、走行距離も10kmとかせいぜい4〜50kmだ。だがそんな場合でも、燃費データは15km/L前後ぐらいを示している。これは嬉しい点だ。

誰にだって、好き嫌いはあるだろう。「嫌いなものなどはない、すべて好きだ」と言われたとして、それをそのまま「はい、そうですね」とは、なかなか思えない。何だかんだ言っても苦手なものはあるだろうし、苦手なものは概して嫌いになりやすいものだ。いま、MM編集部の長期テスト車は、ご存知のようにアップ!とボルボV70の2台体制である。管理している担当者はそれぞれにいるものの、スケジュールが空いていれば編集部や広告部の人間は基本的に誰でも使用することができる。そしてその使用予定は、今号(2015年8月号)で創刊60周年を迎えたオールドスクールな編集部に相応しく、一冊のB5版ノートに記入することで成り立っている。ノートは1ページをひと月分として使い、ページの左側はアップ!の使用予定、そして右側をV70の使用予定として書き込むスタイルだが、ある時そのノートを見ていて思ったのだ。MMアップ!号を使いたがる人と、そうでない人がいる、と。

好きな人は好きだが、何も気にしていない人もいた……。

画像: 導入初期モデルであるMMアップ!号には装備されていないので、今回のマイナーチェンジ版で新たに装備されたアイドリングストップ機能は興味深い。あと、アップ!にも5速MTモデルを導入して欲しいと常々思っている。

導入初期モデルであるMMアップ!号には装備されていないので、今回のマイナーチェンジ版で新たに装備されたアイドリングストップ機能は興味深い。あと、アップ!にも5速MTモデルを導入して欲しいと常々思っている。

画像: アップ!は、軽くて使いやすいパネル状のトノカバーが標準装備。外からラゲッジルームの中が見えないので安心だ。

アップ!は、軽くて使いやすいパネル状のトノカバーが標準装備。外からラゲッジルームの中が見えないので安心だ。

そこで、直接聞いてみることにした。もちろん、使いたがる人に、だ。どこを気に入ってくれているのか、それを知っておくことは意味があるかも、と思ったからだ。

広告部のスタッフはこう言う。
「都内を動くことが多いから、やっぱりアップ!のコンパクトなボディサイズがいいよね。乗るのもひとりかふたりがほとんどだし」
「走りに安定感があるよね。どっしりとしていて、安心できる」
「Dレンジで走っていると、できるだけ高いギアで走ろうとするよね。エンジンはノッキングする直前みたいな感じなんだけれど、それで普通に走っているから、あれは賢いなぁ、って感じ」
「シートがいい、疲れにくい」
ふむふむ、至極もっともな感想だ。

では次、編集部のスタッフだ。どこが好きなのか、と聞いてみた。
「え? 別に好きじゃないよ」
「新型が出たよね、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムが付いて」
「ハイ アップ!は、少し価格が下がったよね」
しまった、聞く相手を間違えた。担当者の目には、たとえV70のスケジュールが空いていてもアップ!を選んでいるように見えたのだが、どうも本人にはそうした意識はなかったようで、ただ単に借りやすい存在だった、というだけなのだろう。

6月11日にマイナーチェンジ版アップ!が日本デビュー。

画像: 今号(2015年8月号)の取材で出かけた際の、デミオとMMアップ!号。マツダのソウルレッドとフォルクスワーゲンのトルネードレッドが新緑に映える。どちらにも、それぞれの走りの楽しさがある。

今号(2015年8月号)の取材で出かけた際の、デミオとMMアップ!号。マツダのソウルレッドとフォルクスワーゲンのトルネードレッドが新緑に映える。どちらにも、それぞれの走りの楽しさがある。

閑話休題。そう、2015年6月11日付で新型アップ!が発表された。ブルーモーションテクノロジーが採用されてJC08モード走行燃費が23.1km/Lから25.9km/Lへ向上、ハイ アップ!の価格は4.2万円下げられて189.0万円となった。是非とも一度試乗してみたい存在である。

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