Motor Magazine誌ではLongterm Reportと題して、テスト車をある程度の期間にわたって実際に乗って使用してみたレポートを紹介しています。今回は、その中から2014年10月から2016年11月までの2年間あまりで3万6000kmほど走行したフォルクスワーゲン ハイアップ!をねちっこくまとめた記事のレポートを、順を追ってこちらでご紹介させていただきます。[出典:Motor Magazine 2015年10月号]

第11回 11カ月目 1万8219km
今月の走行距離:674km
燃費:674km÷47.5L=14.2km/L
2015年7月25日〜2015年8月24日

お盆の時期ゆえ稼動も少し夏休み。

画像: 毎年、お盆休みをはさむこの時期は取材の日程を前倒しに組まざるを得ない。今年だと、なるべく8月12日頃までに取材を終えておこうと考えるわけだ。そして、お盆休み真っ盛りの時期は、デスクワークに専念するのだ。その影響を受けて、MMアップ!号の稼動日数が今回は予想以上に少なく、走行距離も大人しい結果となった。延び延びになっていた車両点検は8月下旬で入庫スケジュールが調整できた。バッチリ確認してもらう予定だ。

毎年、お盆休みをはさむこの時期は取材の日程を前倒しに組まざるを得ない。今年だと、なるべく8月12日頃までに取材を終えておこうと考えるわけだ。そして、お盆休み真っ盛りの時期は、デスクワークに専念するのだ。その影響を受けて、MMアップ!号の稼動日数が今回は予想以上に少なく、走行距離も大人しい結果となった。延び延びになっていた車両点検は8月下旬で入庫スケジュールが調整できた。バッチリ確認してもらう予定だ。

青空に薄くたなびく雲を背景に真っ白の灯台と鮮烈なコントラストを見せる赤い2台。おなじみのMMアップ!号にアルファロメオ4Cという組み合わせのメインカット、いや、手前味噌ながら見事だ。まるで南欧あたりのリゾート地のように見えなくもないが、もちろんそんなことはなく、先月号の企画取材時に撮影した景色で、1カ月ほど熟成させての掲載となった次第。それにしても、この日も暑かった……。今年の夏は例年を上回る暑さという印象を受けたが、さすがに8月もお盆の時期を過ぎると少しずつ猛暑も収まってきた気がする。しかし、この暑い時期の取材で改めてわかったのは、MMアップ!号のエアコン、その冷房能力は十分に高いということだ(アルファロメオ4Cもエアコンはしっかりと効いていた)。外気温時計が43℃あたりを示しているような炎天下の走行でも車内は快適。いったん冷えれば送風ファンの風量は2の位置で(最強が4)ほぼ問題なく過ごすことができた。

猛暑の炎天下でもしっかりと効く高性能なエアコン。

画像: 速度計の左にあるタコメーター。小さくて見づらいが、走行中にエンジン回転数を確認する必要性はあまりない。回るところまで回してからマニュアル操作でシフトアップする、というのがフル加速時に担当者が行う方法。

速度計の左にあるタコメーター。小さくて見づらいが、走行中にエンジン回転数を確認する必要性はあまりない。回るところまで回してからマニュアル操作でシフトアップする、というのがフル加速時に担当者が行う方法。

ただし、身体に風を直接当てられるフェイスレベルの吹き出し口がダッシュボード左右両端の2カ所しかないことはちょっと不満だ。運転していると右半身は冷えて十分なのだが、左半身をもう少し涼しくしたいと感じることがしばしばある。ちなみに、ダッシュボード中央上部にも吹き出し口があり、そこから風も出ている。しかし、元々ここからの風は室内上側に向けて出ているのに加えて、オプションのナビゲーションシステム装着でモニターと基台があるため、中央上部からの冷風は体感しにくい状態になっている。最新仕様のアップ!はエンジンのスタート/ストップシステム(アイドリングストップ機能)を標準装備するなどして、JC08モード走行燃費が23.1km/Lから25.9km/Lへと向上している。そのモデルで、炎天下の渋滞時にエアコンを稼働させながらどれぐらいの頻度でエンジンが停止するのかは試してみたいところだ。エンジンが止まればエアコンコンプレッサーも停止、ファンからの風は徐々にぬるくなっていく。暑がりの人にとっては関心のあるポイントだろう。ちなみに、それで暑かったらエンジンストップ機能をオフにすれば解決できること、ではある。

エンジンを回して活発に走らせると本領を発揮する。

画像: ハイアップ!は15インチアルミホイールを標準装備する。装着するタイヤサイズは185/55R15。

ハイアップ!は15インチアルミホイールを標準装備する。装着するタイヤサイズは185/55R15。

さて、アップ!は決して緩慢なクルマではない。ギアを選んでエンジンをしっかり回して走れば、キビキビと楽しく走ってくれる。最高出力発生回転数が6200rpmのエンジンは、その上からレッドゾーンだがそこまで軽快に回る。1速なら50km/h弱、2速は80km/h強に到達するので、高速道路の本線合流時などでは、その本領を存分に発揮させることができている。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.