マツダのロードスターと言えば、ソフトトップモデルがメジャーだが、歴代ハードトップの設定もあった。NA(初代)、NB(2代目)の時代は「ディタッチャブルハードトップ」がオプション設定だったが、NBには最後にクーペも登場。そしてNC(3代目)では「RHT(リトラクタブルハードトップ)」へと、各世代ごとにカタチを変えてきた。そんなハードトップ・ロードスターの変遷を追う。今回はNC編。

オープンの爽快さとクーペの快適性を両立

画像: RHTにはクロームタイプのドアハンドルやクリアタイプのハイマウントストップランプが採用される。

RHTにはクロームタイプのドアハンドルやクリアタイプのハイマウントストップランプが採用される。

NBの最後にはクーペの提案もあった。オープンの弱点であるボディ剛性を高め、空力特性を向上
させる点では正しいのだが、固定屋根ではロードスター本来の醍醐味が味わえない。

そうしたジレンマを解消するため新開発されたのがNCに追加されたRHT(リトラクタブル ハードトップ)だ。オープンの爽快感とクーペの耐候性を享受できる電動格納式HTは、メルセデス・ベンツのバリオルーフを例に出すまでもなく世界的潮流となった。

画像: ルーフの開閉はスイッチを押し続けるだけ。その時間わずか12秒。途中で離すと操作未完了の警告音が鳴る。

ルーフの開閉はスイッチを押し続けるだけ。その時間わずか12秒。途中で離すと操作未完了の警告音が鳴る。

NCEC型へのフルモデルチェンジから1年後の06年8月に追加されたのが樹脂製の電動格納式トップを備えたRHT。トップは格納機構込みで37kgと軽く、走行性能への影響を最小限に留めている。クローズ状態だと静粛性が高く、足もしなやかに感じられた。幌と同じイメージのスタイリングでも高評価を得ている。

画像: 収納状態を見ると、マツダ独自の折りたたみ方で、シート後方にすっきり収まっているのがわかる。

収納状態を見ると、マツダ独自の折りたたみ方で、シート後方にすっきり収まっているのがわかる。

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