Motor Magazine誌ではLongterm Reportと題して、テスト車をある程度の期間にわたって実際に乗って使用してみたレポートを紹介しています。今回は、その中から2014年10月から2016年11月までの2年間あまりで3万6000kmほど走行したフォルクスワーゲン ハイアップ!をねちっこくまとめた記事のレポートを、順を追ってこちらでご紹介させていただきます。[出典:Motor Magazine 2016年01
月号]

第14回 14カ月目 2万1204km
今月の走行距離:1420km
燃費:1508km÷88.0L=17.1km/L
2015年10月23日〜2015年11月22日

盛り上がりが期待できるライバルもデビュー。

画像: 時が経つのは早いものだ。すでに秋はもう終わりを告げており、すぐそこまで冬が到来している季節になった。次回までには、MMアップ!号にスタッドレスタイヤを装着させておくつもりだ。今回は取材への参加回数が多かったので、月間走行距離も順当に伸びて、平均燃費も堅調な結果を記録した。渋滞のない高速道路を淡々と走行するような状況では、メーターパネル内のインジケーターが、平均燃費23km/L台を示していることもある。

時が経つのは早いものだ。すでに秋はもう終わりを告げており、すぐそこまで冬が到来している季節になった。次回までには、MMアップ!号にスタッドレスタイヤを装着させておくつもりだ。今回は取材への参加回数が多かったので、月間走行距離も順当に伸びて、平均燃費も堅調な結果を記録した。渋滞のない高速道路を淡々と走行するような状況では、メーターパネル内のインジケーターが、平均燃費23km/L台を示していることもある。

この項をまとめる時には、いつも車内に搭載しておき、使用終了時に運転者が記入する「運行ノート」を見直すことから始めている。ごく普通のB5版ノートに罫線を書き込んでおき、使用した日付と氏名、記入時のオドメーター値(総走行距離)とトリップメーター値、燃料を給油した場合はガソリンスタンド名と給油した量、走行した経路の概要、マルチファンクションインジケーター(MFI)に表示される平均燃費/平均速度/走行距離/走行時間などを基本的に見開き2ページ分の左右1行で書けるようにしてある。とはいえ、使用する人間の年齢も高くなり(間違いなく、オーバーフィフティーズだ!)、性格もそれぞれに異なる。またノートへの記入内容に大きな強制力があるわけではないので、その記入の仕方は様々である。ノートを見ていると中々に面白い。ただ単に書き込むのが面倒なのか、それとも意味がないと思っているのかはわからないが、走行経路を明示したくないのかと思えるものもあるし、MFIを操作する方法がわかっていないのか、もしくはわかろうとしないのか、あるいは覚えたくないのか(?)という疑念を抱くようなデータの記入もある。

コンパクトカーであっても安易な妥協はしない設計思想。

画像: MMアップ!号とスマート フォーツー。デザインがもたらしてくれる新鮮な印象という点では相手に分がある。

MMアップ!号とスマート フォーツー。デザインがもたらしてくれる新鮮な印象という点では相手に分がある。

ちなみに、実は今回データを見直していて、計算の合わないところが2カ所ほどあった。オドメーターの値とトリップメーターの値に整合性がないのである。前後の記録から類推して、おそらくオドメーター値の見誤りと判断したのだが、その理由は何となくわかる。MMアップ!号の長期テスト第7回目でも記したが、アップ!のメーターパネル内のディスプレイは赤い液晶文字で、そのサイズも小さめである。そのため、(老眼などで)視力が落ちてきた人にとっては、表示されている数字がよく識別できないのではないか、と思うのだ。そういえば、以前にも記入されていたトリップメーター値の桁数がおかしいので確認したところ、小数点のドットを見落として計算していた、ということもあった。さて、新型スマート フォーツーの試乗会取材に駆り出されたMMアップ!号だが、考えてみればアップ!とスマート フォーフォーは、好敵手といえる関係にある。今回は2シーターであるフォーツーの試乗会ゆえ直接の比較にはならなかったが、フォーツーもフォーフォーも、ノンターボの1L 3気筒エンジン搭載という点は、まさに似たもの同士。駆動方式がFFとRRという違いはあるが、これからの展開が興味深いライバルモデルの出現だといえる。

画像: アップ!を運転していて安心感を覚える理由のひとつとして挙げたいのが、そのとても高いペダル剛性だ。踏み込む時にペダルのステーが、左右に動いたりなどせず、足からの力がそのまま踏み込む方向に伝えられる印象なのだ。こういう部分の設計思想からもコンパクトカーだからといって安易な妥協をしないことが伝わってくる。

アップ!を運転していて安心感を覚える理由のひとつとして挙げたいのが、そのとても高いペダル剛性だ。踏み込む時にペダルのステーが、左右に動いたりなどせず、足からの力がそのまま踏み込む方向に伝えられる印象なのだ。こういう部分の設計思想からもコンパクトカーだからといって安易な妥協をしないことが伝わってくる。

画像: 知らないと悩むのがボンネットを開けた際にその支柱(ボンネットフードステー)がどこにあるのかということ。ご覧のように助手席側に短く配置されてる。目立たないので閉める時に外すのを忘れそうになることがある。

知らないと悩むのがボンネットを開けた際にその支柱(ボンネットフードステー)がどこにあるのかということ。ご覧のように助手席側に短く配置されてる。目立たないので閉める時に外すのを忘れそうになることがある。

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