Motor Magazine誌ではLongterm Reportと題して、テスト車をある程度の期間にわたって実際に乗って使用してみたレポートを紹介しています。今回は、その中から2014年10月から2016年11月までの2年間あまりで3万6000kmほど走行したフォルクスワーゲン ハイアップ!をねちっこくまとめた記事のレポートを、順を追ってこちらでご紹介させていただきます。[出典:Motor Magazine 2016年02
月号]

第15回 15カ月目 2万2799km
今月の走行距離:1595km
燃費:1595km÷79.6L=20.0km/L
2015年11月23日〜2015年12月18日

ウインターシーズンを迎えスタッドレスタイヤ装着。

画像: 標高729mの箱根仙石原にある駐車場で防寒対策を何もしない状態で冬の朝を迎えた時のMMアップ!号。ご覧のとおり、ガラス面だけでなくルーフ部やヘッドライトまで見事なほどに真っ白く凍結していた。エンジンを暖機した後、ヒーターをウインドウデフロスターモードにして解凍開始。熱線式リアデフロスターは最初からオンにしていたので、すでに後方視界はだいぶクリアになっていた。ハロゲンバルブ式ヘッドライトは点灯させるとその熱で表面の氷を溶かすことができて便利。今回はロングランが多かった効果で平均燃費20.0km/Lを達成。

標高729mの箱根仙石原にある駐車場で防寒対策を何もしない状態で冬の朝を迎えた時のMMアップ!号。ご覧のとおり、ガラス面だけでなくルーフ部やヘッドライトまで見事なほどに真っ白く凍結していた。エンジンを暖機した後、ヒーターをウインドウデフロスターモードにして解凍開始。熱線式リアデフロスターは最初からオンにしていたので、すでに後方視界はだいぶクリアになっていた。ハロゲンバルブ式ヘッドライトは点灯させるとその熱で表面の氷を溶かすことができて便利。今回はロングランが多かった効果で平均燃費20.0km/Lを達成。

寒さも増した今日この頃だが、MMアップ!号は快調至極。このところ、冷えた状態から走り出す際には、エンジンを始動させると同時にハイアップ!標準装備のシートヒータースイッチを二段階あるうちの「強」の方でオンにする。上級モデルに多い本革シート仕様のクルマでは、冷えたレザー地の感触を嫌ってシートヒーターを装着していることが多い。ハイアップ!は、モデルラインナップの中では上級グレードではあるが、シート地はさすがにレザーではなくてファブリック仕様。それゆえ、冷間時の感触は本革シートに比べれば優しい(=冷たくない)。そこにシートヒーターが装備されているのだから、スイッチを入れればごく短時間で、そのありがた味を実感することができる。通常のヒーターは、エンジン冷却水の温度が高くなってヒーターコア内に温水が流れるようにならないと、いくらファンを回しても冷風しか出てこない。寒空で扇風機を回しているようなものだ。しかし、シートヒーターは電気式なので、スイッチを入れれば速やかに暖かさが伝わってくる。大腿部の裏側や腰のあたりをダイレクトに暖めてくれるので、車内が冷え切っていてもさほど気にならないで済む。

ハイアップ!の魅力は「シートヒーター標準装備」という点にもあり。

画像: エンジン始動してから約10分後、ようやく視界が確保でき始めた。解氷剤みたいなものを使用すれば、もっと短時間でクリアにすることは可能だがこの時は何も持っていなかったため、ヒーターデフロスターの力に頼るしかなかった。

エンジン始動してから約10分後、ようやく視界が確保でき始めた。解氷剤みたいなものを使用すれば、もっと短時間でクリアにすることは可能だがこの時は何も持っていなかったため、ヒーターデフロスターの力に頼るしかなかった。

先日、シリーズ最新モデルのクロスアップ!を見る機会があった。SUV的なスタイリングも似合うなと思ったのだが、ファブリック地のシートにシートヒーターが装備されていない点は、やや残念だった。個人的にはシートヒーターを装備しているという要素こそが、数あるアップ!のラインナップの中からハイアップ!を選ぶ大きな理由になりうる、といつも感じている。さて、この冬は雪が多いのか少ないのか、現段階ではまだわからない。ただ、担当者的には何となく多そうな予感がするので、12月に入って早々にスタッドレスタイヤ&ホイールのセットに交換した。これは、先シーズンに導入したブリヂストンのブリザックVRXとボルベットタイプFホイールのセットで、2シーズン目の出番となる。昨シーズン、MMアップ!号がこのスタッドレスタイヤセットを装着していたのは2014年12月11日〜2015年4月7日のほぼ4カ月間で、その期間中の走行距離はオドメーター表示で5966km、ほとんどがオンロード走行という使用状況であった。外していた間は直射日光の当たらない倉庫で保管していたので、状態的には何の問題もない。今シーズンも大いに活躍してもらえるコンディションである。このところ、担当している長期テスト車はだいたい2年間ぐらい編集部にいるというパターンが多い。フレッシュさを重視した1年交代ぐらいでの展開もテスト車としては興味深いのだが、2シーズンぐらい乗ることで理解できることもやはりあるな、といつも感じている。2016年も、もうしばらくロングターム視点のアップ!長期テストレポートを続けていくつもりだ。

画像: ハーレーダビッドソンのストリート750の取材に同行した時のMMアップ!号。これは2016年1月号用の取材だったので、MMアップ!号はまだサマータイヤを装着した標準の姿。

ハーレーダビッドソンのストリート750の取材に同行した時のMMアップ!号。これは2016年1月号用の取材だったので、MMアップ!号はまだサマータイヤを装着した標準の姿。

画像: 仙石原で朝を迎えた取材日は、快晴に恵まれたフォルクスワーゲンオールラインナップ試乗会の開催日だった。ズラリと並ぶフォルクスワーゲン試乗車たちと並ぶMMアップ!号。奥から3台目がクロスアップ!だ。

仙石原で朝を迎えた取材日は、快晴に恵まれたフォルクスワーゲンオールラインナップ試乗会の開催日だった。ズラリと並ぶフォルクスワーゲン試乗車たちと並ぶMMアップ!号。奥から3台目がクロスアップ!だ。

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