メルセデスベンツオーナー対象のドライビングレッスンが人気を集めている。その人気の秘密はどこにあるのか、通常のものとはどう違うのか、どのようなプログラムとなっているのか。4月8日に茂原ツインサーキットで開催されたイベントを取材した。

オーナーが自分の愛車の走行性能や安全性能を自ら体感

メルセデスベンツ ドライビングアカデミーは、オーナーが自分の愛車の走行性能や安全性能を自ら体感することで、メルセデスベンツの持つ高い性能やさまざまな機能を理解し、さらに安全で快適なドライブを楽しむことを目的に企画されている。いわゆるユーザーサービスのひとつで、参加費はかかるものの1名3万円とリーズナブルな設定なのが特徴だ。

開催場所は、富士スピードウェイのショートコースや千葉・茂原ツインサーキットなどが設定されるが、速く走るためというより、安全にレッスンを行うためにサーキットが使われている。そして、結果としてサーキットを速く走れるようになるという効果も生まれているのである。

プログラムは基礎知識を学ぶ座学のあと、参加40台が4つのグループに分かれ、フルブレーキ体験、スラローム走行、コーナリング走行、アクティブブレーキアシスト体験、パーキングパイロット体験などが分刻みで行われる。

画像: あいにくの雨模様となってしまったが、滑りやすい路面のおかげで、走行中の車両の挙動変化がとてもよくわかった。

あいにくの雨模様となってしまったが、滑りやすい路面のおかげで、走行中の車両の挙動変化がとてもよくわかった。

画像: 経験豊富な5名のインストラクターが各セクションで、走行ごとにていねいかつ的確に参加者にアドバイスをしてくれる。

経験豊富な5名のインストラクターが各セクションで、走行ごとにていねいかつ的確に参加者にアドバイスをしてくれる。

たとえばフルブレーキのプログラムでは、60 km/hからのフルブレーキ、そしてフルブレーキからのハンドル操作、さらには目標地点へのスムーズなブレーキングまで学ぶ。なかなかこうした体験はできないものだが、いざという時にどのようなことが起きるのか経験をしておくことは重要だし、こうした走行をとおしてメルセデスベンツの機能も知ることができる。参加台数が限られているので走行機会が多く、トランシーバーを使ってインストラクターがていねいにアドバイスしてくれるので参加者はグングン上達していく。そしてスラローム走行やコーナリング走行では、速度を変えてアプローチしたり、走行ラインを変えていくと、それによって挙動がどう変わるのか、どのように走るとスムーズな動きとなるのかがよくわかってくる。

画像: サーキットの半周ほどを使って行われたコーナリング体験。繰り返し走行することで、どう走ればいいかわかってくる。

サーキットの半周ほどを使って行われたコーナリング体験。繰り返し走行することで、どう走ればいいかわかってくる。


レッスン終了後にはサーキット走行を楽しみ、最後にインストラクターによるレーシングタクシーまで行われた。

参加していた60代の男性は「自分のクルマがこんなに高性能だとは知らなかった。愛車の別の一面を見た気がする」と語ってくれた。また東京から来たという40代の男性は「メルセデスベンツは安全な車というイメージが強いので、なんとなくスポーティな走りは苦手なのではと思ってました。ビックリです」と話してくれた。

メルセデスベンツ ドライビングアカデミーは、昨年6月に初めて開催され好評を得た後、7月、10月に開催、そして今回が4回目となった。この後、6月3日に岡山県の中山サーキットで開催が予定されている。このところ毎回定員オーバーとなる人気で開催増を希望する声が多いが、なかなか実施回数を増やせないのだという。参加者は愛車で会場に来るだけでOK、ヘルメットやグローブも用意してくれる。参加費の中には昼食や保険なども含まれている。たしかにこうした充実した内容で1名3万円は破格と言っていいだろう。

ちなみに、各自の事前車両チェックは必要だが、走行前には万が一のこと考え最終的検査もしてくれるし、走行後不具合が出ていないかも確認してくれるし、もしトラブルが発生した場合は応急処置を施してくれるそうだ。

今回は時折強い雨が降る、あいにくの空模様となってしまったが、滑りやすい路面のため挙動の変化がわかりやすいという意味では好条件だったとも言える。もちろん、なんのアクシデントもトラブルなくレッスンを終えることができた。
(文:松本雅弘(本誌)/写真:メルセデス・ベンツ日本)

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