旭化成が、EVメーカーのGLMと共同開発したコンセプトEV「AKXY(アクシー)」を発表した。
(タイトル写真左は旭化成 常務執行役員の宇高道尊氏、右は旭化成グループ キャンペーンガールの大伴理奈さん)

ユニークなスタイリングの3人乗りSUV。

旭化成はGLMと2015年から協議・制作を進めてきた。
今回発表されたコンセプトカーの「AKXY(アクシー)」は、トミーカイラ ZZに使われているEVプラットフォームを活用することにより、実走行が可能だ。
今回の発表会でも、実走してステージに上がってみせた。

画像: 旭化成のコンセプトEV youtu.be

旭化成のコンセプトEV

youtu.be

「AKXY」という車名は、Asahi Kasei ×(かける) You(お客様)から命名されたという。
世界的に人気の高いSUVベースのデザインとし、ユーザーへの訴求力を高めたコンセプトカーとしている。

全長4685×全幅1813×全高1562mm。スポーツカーとSUVを融合した、クーペスタイルの美しいルーフラインが特長だ。
ドアはガルウイング式を採用。室内は、右(運転席側)が前後2席、左側が1席のユニークな3人乗りだ。
モーター出力はトミーカイラZZと同じ、225kW(305ps)を発生する。

画像: 旭化成のコンセプトEVドア youtu.be

旭化成のコンセプトEVドア

youtu.be

白と黒を配したスタイリッシュなインテリアは、球体に包み込まれるようなデザインで、優しく柔らかな印象を乗り手に与える。
AKXYには、金属材料の代替として自動車の軽量化を実現するエンジニアリング樹脂や、快適性に優れるカーシート用人工皮革、各種音声処理技術を利用した車内コミュニケーションシステムなど、旭化成の多岐に渡る部材やシステムを27品目搭載しており、その多くが量産車へ導入可能なものだ。

画像: モノトーンでまとめられたインテリア。右側(運転席側)が2席、左側が1席の3人乗り。

モノトーンでまとめられたインテリア。右側(運転席側)が2席、左側が1席の3人乗り。

旭化成はグループで今後も自動車関連メーカーなどと連携を深め、自動車の安全性や快適性の向上、環境への貢献に応じた多様なキーアイテムを総合的に提案していくという。
なお、AKXYは5月24〜26日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2017」に展示される。
実車を見てみたい人は、ぜひパシフィコ横浜へ!

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