2017年5月24日、くるま塾による第2回自動運転フォーラム・人道から自動への道「自動運転 このカベを乗り越えられるか」が開催された。

清水和夫氏ら4名が講演。パネルディスカッションも開催。

くるま塾とは、鈴木脩己、清水猛彦、山口京一、米村太刀夫、鈴木俊治、堀江史朗(順不同)の自動車ジャーナリズムの重鎮6氏が実行委員を務めるグループ。自動車メーカーやインポーターの広報部門のパワーアップを目指すべく、セミナーを開催している。
第2回目となる今回は、自動運転に関するフォーラムが開催され、国産車メーカーや輸入車インポーターの広報部員をはじめ、ジャーナリストやプレス関係者など、50名以上が出席した。

まず、モーターマガジン誌やホリデーオート誌でもお馴染みのジャーナリスト、清水和夫氏による基調講演。続いてローランド・ベルガー パートナーの貝瀬 斉(かいせ・ひとし)氏による「多様化する自動運転のユースケース」、交通安全環境研究所 自動車研究部長の河合英直氏による「自動運転と安全について」、法政大学教授 今井猛嘉氏による「自動運転に関する法律問題」と講演が行われ、最後に登壇した4氏によるパネルディスカッションが行われた。

画像: 4名の講師によるパネルディスカッション。

4名の講師によるパネルディスカッション。

日本をはじめ世界中のメーカーが開発を進めている自動運転だが、現状で認められているのは車線キープで自動追従するレベル2まで。完全自動運転となるレベル4で事故が起きた場合、民事は分担で賠償できるが、刑事責任はAI(人工知能)に求めるという意見も出た。
自動運転化が進めば人間もシステムの一部となる。いかにユーザーに理解してもらって正しく使ってもらうかを、オールジャパンで取り組んでいかなければ…という提唱でフォーラムは幕を閉じた。

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