BMWが展開する“iパフォーマンス”シリーズに6番目のモデル、530eが加わった。PHEVの普及を促すワイヤレス充電システムもオプション設定され、さらに使い勝手が向上している。(後編)前編を見逃した方はこちら→ http://web.motormagazine.co.jp/_ct/17087006
文:竹花寿実/写真:BMW AG

BMW 530e iパフォーマンスの電気モーターと直4ターボの制御はスムーズで快適

まずはワインディングロードへ繰り出した。このあたりの道は勾配が強く、タイトコーナーも多いのだが、530e iパフォーマンスは1770kgの車両重量をものともしない、力強い加速を披露した。

「オート」モードでは、パフォーマンスと効率をバランスさせ、最高90km/hまでEV走行が可能となる。「マックス」モードでは、電気モーター走行を優先し、最高140km/hまで電気モーターのみで走行できる。「バッテリーコントロール」モードでは、30〜100%の間で、任意に設定した充電率にバッテリーがコントロールされる。

画像: パッと見、PHEVモデルとはわからないが、左前輪の後ろに充電プラグの差し込み口(フタ)が見える。

パッと見、PHEVモデルとはわからないが、左前輪の後ろに充電プラグの差し込み口(フタ)が見える。

今回は、主にeドライブの「オート」モードで走行した。アクセルペダルを踏み込み「eブーストモード」に入った時の加速は、感覚的には0→100km/h加速6.4秒というカタログ数値より速く感じる。

走りの完成度はアッパーミドルクラスのプレミアムスポーツセダンとして申し分ない。電気モーターと直4ターボの制御は極めてスムーズで、発進から高速域まで、上質な加速が味わえる。

ハンドリングも、アジリティの点では通常の4気筒モデルに引けを取るが、十分にスポーティかつ正確で、BMWらしいダイナミックな走りが楽しめた。

快適性については、車両重量が重い分、他の5シリーズセダンよりもむしろ優れている印象だ。しっとりと滑らかな乗り心地と高い静粛性、そして650kmの航続距離など、プラグインハイブリッドとしての魅力は多々ある。

プロジェクト・リーダーのシュテファン・レシュナー氏は、「毎日の通勤や週末の旅行にも使えて、優れた快適性と環境性能を備えたモデルを目指して開発し、それを達成できたと思います」と語っていた。

実際、その走りは「5シリーズセダンのパワフルな1バリエーション」といった感覚で、PHEVであることを意識することは、ほとんどなかった。

BMW 530e iパフォーマンス 主要諸元表(EU準拠)

●サイズ:4936×1868×1483mm ●ホイールベース:2975mm ●車両重量:1845kg ●エンジン:直4DOHCターボ・1998cc ●エンジン最高出力:135kW(184ps)/5000-6500rpm ●最大トルク:290Nm/1350-4250rpm ●モーター最高出力:83kW(113ps)/3170rpm ●モーター最大トルク:250Nm/0-3170rpm ●駆動方式:FR ●トランスミッション:8速AT

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