MINIに待望のプラグインハイブリットモデルが初めてラインナップされた。個性的で冒険心あふれるカントリーマン(日本名:クロスオーバー)にふさわしい4WDを採用する。(後編)前編を見逃したひとはこちらから→http://web.motormagazine.co.jp/_ct/17095258
文:竹花寿実(Kimora Office)/写真:BMW AG

重量のあるPHEVながらスポーティな走りも楽しめる足まわり

「スポーツ」モードでの走りはなかなかスポーティだ。ハンドルからのインフォメーションがやや希薄な印象だが、低重心ということもあって、ハンドル操作に対する反応は思いのほか俊敏である。

また足まわりもそれなりに引き締まっており、ロールも抑えられダイレクト感のある走りが楽しめる。前後重量配分が前46:後54と、リア寄りとなっていることも、スポーティなハンドリングに貢献している。コーナリングスピードを上げていくと、オーバーステア気味になっていくほどだ。

画像: 重量のあるPHEVながらスポーティな走りも楽しめる足まわり

アクセルペダルを踏み込んで、モーター走行から3気筒ターボエンジンが「ブォン!」と勢いよく始動するのも、気分を盛り上げる。それなりにショックもあり、あまりシームレスとは言い難いが、そのスポーティな雰囲気には、モデル名に「クーパーS」とあるのもうなずける。

乗り心地も快適だ。新しいMINIカントリーマンは、車格がひとまわり大きくなったこともあって、先代モデルよりも明らかに上質な乗り味を実現しているが、それはこのPHEVでも同様である。走りのスポーティネスと快適性のバランスは、このPHEVが新型カントリーマンの中ではベストかもしれない。

ラゲッジルーム容量が405-1275Lと、他のモデル(450-1390L)より若干小さい点を除けば、実用性も十分に優れている。MINIクーパーS E カントリーマン オール4は、パワフルな走りと優れた経済性、および環境性能を両立させ、さらにプレミアムコンパクトSUVとしての魅力も兼ね備えた、極めて現代的な1台と言って良いだろう。

MINI クーパーS E カントリーマン オール4 主要諸元(EU準拠)

●サイズ:全長4299×全幅1822×全高1559mm ●ホイールベース:2670mm ●車両重量:1735kg ●エンジン:直3 DOHC ターボ・1499cc ●エンジン最高出力:100kW(136ps)/4400rpm ●最大トルク:220Nm/1250-4300rpm ●モーター最高出力:65kW(88ps)/4000rpm ●モーター最大トルク:165Nm/0-3000rpm ●駆動方式:4WD ●トランスミッション:6速AT

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