2017年上半期(1〜6月)の輸入車販売台数が発表された。全般に販売は好調だが、相変わらず強いのはメルセデス・ベンツ。モデル別ではMINIが首位を堅持した。
画像: メルセデス・ベンツCクラス(左)とGLC。どちらも高人気。

メルセデス・ベンツCクラス(左)とGLC。どちらも高人気。

どのジャンルも強いメルセデス

輸入車の販売好調が続いている。6月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が発表したデータによると、2017年1〜6月の累計販売台数は前年比プラス3.8%だった。

メーカー別の上半期トップはメルセデス・ベンツで前年比プラス1.4%となる3万2694台を販売した。続いてフォルクスワーゲンとBMWが熾烈な2位争いを展開している。その他ベスト10に入っているブランドでとくに好調なのはルノーで前年比プラス65.4%、トゥインゴの人気が続いているようだ。

逆に元気がないのはアウディ、前年比マイナス4.8%と落ち込んでいる。一時は独プレミアムスリーの一角として、日本でもメルセデスとBMWに追いつくのではという勢いを見せていただけに気になるところだ。

また、2017年上半期のモデル別登録台数ではMINIがトップ、昨年の下半期に続いてナンバー1となった。ゴルフは2位に甘んじたが、フェイスリフトを行ったので下半期は首位奪還となるかも知れない。トップ10全体を見渡すと、やはりメルセデス・ベンツの強さが目立つ。3年連続輸入車販売首位に向けて死角はないように見える。

画像: MINIはこのクロスオーバーをはじめとして一大ファミリーを形成している。

MINIはこのクロスオーバーをはじめとして一大ファミリーを形成している。

●2017年1〜6月 外国メーカー車登録台数
1位:メルセデス・ベンツ 3万2694台(101.4%)
2位:フォルクスワーゲン 2万5595台(102.1%)
3位:BMW 2万5429台(103.2%)
4位:アウディ 1万3458台(95.2%)
5位:MINI 1万2468台(105.6%)
6位:ボルボ 7702台(110.5%)
7位:ジープ 4982台(114.4%)
8位:ルノー 4007台(165.4%)
9位:プジョー 3942台(109.1%)
10位:ポルシェ 3585台(104.3%)
※( )内は対前年比

●2017年1〜6月 外国メーカー車モデル別登録台数
1位:MINI 1万2468台
2位:フォルクスワーゲン ゴルフ 1万1353台
3位:メルセデス・ベンツCクラス 8020台
4位:メルセデス・ベンツEクラス 6509台
5位:BMW3シリーズ 5877台
6位:フォルクスワーゲン ポロ 5697台
7位:アウディA3 4188台
8位:BMW2シリーズ 4013台
9位:BMW1シリーズ 4009台
10位:メルセデス・ベンツCLA 3902台

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