2017年5月中旬のこと、BMWインドネシアが主催する国内イベント「BMW デスティネーションX ブロモ」に参加しました。これはBMW Xシリーズの各モデルに乗り、聖なる山と呼ばれるブロモ山に存在する「シー オブ サンド(砂の海)」という広大な場所でXモデルの真価と多様性を実感するというイベントでした。その参加した模様を、これから数回にわたってご紹介いたします!

 

BMW Xモデルで目指す地は聖なる山の「砂の海」。

画像: 混雑した街中を走って到着したのは、由緒あるゲストハウス。大きな白い「X」文字が歓迎してくれました。

混雑した街中を走って到着したのは、由緒あるゲストハウス。大きな白い「X」文字が歓迎してくれました。

このイベント「BMWデスティネーションX ブロモ」の目的地は、スラバヤから南東方向へ約120kmの場所にあるブロモ山周辺の山岳地帯で、そこの標高2000mオーバーのカルデラ地にある広大な「シー オブ サンド」("砂の海”)という場所になります。ここでBMW Xモデルが備える独自の多様性/万能性を体感する、というものですが、どんな場所なのか事前に調べてみたのですが、どうももうひとつよくわかりません。すでに行ってみた今ならば説明できるのですが、この時は「砂の海?」という感じで、わからないだけに興味と妄想がどんどんと膨らんでいってました。ちなみに今回のイベントに参加したのは、インドネシアとシンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、ブルネイ、カンボジア、韓国そして日本という、アジア勢の面々でありました。スラバヤの空港で出会った各国からの参加者はみなとてもフレンドリーで、和気あいあいとした雰囲気のイベントであることがまずは印象的でした。

画像: ゲストハウス入口に飾られていた見事な植栽と美しいシャンデリア。歴史の重みを感じさせてくれるデコレーションが建物の随所にありました。

ゲストハウス入口に飾られていた見事な植栽と美しいシャンデリア。歴史の重みを感じさせてくれるデコレーションが建物の随所にありました。

初めてのインドネシアドライブを前にブリーフィング。

画像: 「BMW デスティネーションX ブロモ」に日本から参加した3名。右から、BMW広報部のチャーリーン・イードゥ氏、そしてジャーナリストのピーター・ライオン氏、Motor Magazine編集部からの僕です。ちなみに、イードゥ氏とライオン氏は、ともに日本在住ですがご出身はオーストラリア。そういう意味では、参加者の中で日本人は、当方1人のみでした。

「BMW デスティネーションX ブロモ」に日本から参加した3名。右から、BMW広報部のチャーリーン・イードゥ氏、そしてジャーナリストのピーター・ライオン氏、Motor Magazine編集部からの僕です。ちなみに、イードゥ氏とライオン氏は、ともに日本在住ですがご出身はオーストラリア。そういう意味では、参加者の中で日本人は、当方1人のみでした。

ところで「デスティネーション」とは、そもそも目的地のことを意味する言葉です。そして「X」はもちろんBMWの場合ですと、同社独自の4WDシステムを象徴する「Xドライブ」のことを指しますね。ただ、そもそも「X」という文字にはたとえば数学的に見ると「変数」つまり「定まっていなくて変化するもの」という意味があります。また、未知なるものという意味でも「X」という言葉はしばしば使われます(世代によって違うと思いますが、僕は「遊星からの物体X」なんていうSFホラー映画のタイトルをすぐ思い出してしまいます)。そんなことを考えると、このBMWインドネシアが主催するイベントは「目的地は限定されない」、つまり「どこにでも行くことができる」という風に理解することもできるのだな、などと考えたりもしていました。なお事前にもらっていたイベントの案内書には、テーマとして「Discover the unexpected place with X.」と記されておりました。

画像: 素敵なデーブルセッティングにちょっと心を躍らせながら、これからイベントのブリーフィングが始まります。

素敵なデーブルセッティングにちょっと心を躍らせながら、これからイベントのブリーフィングが始まります。

画像: 案内書を見ながら初参加となるイベントの様子を確認します。ちなみにこちらは他国のジャーナリストの方です。

案内書を見ながら初参加となるイベントの様子を確認します。ちなみにこちらは他国のジャーナリストの方です。

画像: 運転中の注意事項が伝えられます。ドライバー交代は決められたストップポイントで行うこと、ポリスカーによるエスコート時はハザードランプを点滅させて走行すること、前後の車間距離を保つこと、オートバイや歩行者に注意すること、クルマを離れる場合は貴重品などに気を付けること。ちなみに「ポリスエスコートって?」と思われますよね。これについては、また後ほどご紹介しますね。

運転中の注意事項が伝えられます。ドライバー交代は決められたストップポイントで行うこと、ポリスカーによるエスコート時はハザードランプを点滅させて走行すること、前後の車間距離を保つこと、オートバイや歩行者に注意すること、クルマを離れる場合は貴重品などに気を付けること。ちなみに「ポリスエスコートって?」と思われますよね。これについては、また後ほどご紹介しますね。

出発を前にまずは美味なインドネシアメニューでランチタイム。

画像: プレスブリーフィングを終えた「BMW デスティネーションX ブロモ」参加者一同。自分も含めて、ほぼ大多数が東南アジアの人々ゆえ、ヨーロッパやアメリカなどでのイベントとはまた別のある種の親しみやすさも覚えました。

プレスブリーフィングを終えた「BMW デスティネーションX ブロモ」参加者一同。自分も含めて、ほぼ大多数が東南アジアの人々ゆえ、ヨーロッパやアメリカなどでのイベントとはまた別のある種の親しみやすさも覚えました。

5月の日本も暑かったですが、同じ時期のインドネシアのスラバヤは、やはり一段と蒸し暑さに満ちていました。スラバヤ空港から移動して到着した素敵なレストランで、まずはランチブリーフィングです。ここでの食事ですが、とても美味しかったです。インドネシアの料理の味付けには、何か懐かしさみたいなものを感じたのですが、それはモーターマガジン社に入社して社会人になってから足繁くランチで通った、会社の近くにあったインドネシアレストランで馴染んでいたからなんだと、すでに閉店してしまったそのお店のことを思い出したりしながらスラバヤで初めての食事を楽しませていただきました。そして、いよいよBMW Xモデルでインドネシアの道を走り出すわけです。(続く)

画像: これは前菜として出てきた一品。ちょっと甘酸っぱさがあって爽やかな冷菜でした。右に添えられている黄色い揚げ物は、ちょっと歯ごたえのあるレンコンのような感じでした。

これは前菜として出てきた一品。ちょっと甘酸っぱさがあって爽やかな冷菜でした。右に添えられている黄色い揚げ物は、ちょっと歯ごたえのあるレンコンのような感じでした。

画像: メインディッシュは、いろいろな料理が盛り合わされた楽しいプレート。ピーナッツソースがかかったサテ(肉の串焼き)とか、東京・新橋のインドネシアレストランでよく親しんだ味だっただけに、美味しくいただきました。

メインディッシュは、いろいろな料理が盛り合わされた楽しいプレート。ピーナッツソースがかかったサテ(肉の串焼き)とか、東京・新橋のインドネシアレストランでよく親しんだ味だっただけに、美味しくいただきました。

This article is a sponsored article by
''.