『SO GOOD』が世界的にヒットした美形歌姫
フォルクスワーゲンが展開している「Garage Sound」に新たに参加したザラ・ラーソンは、スウェーデン生まれのシンガーソングライター。もともとスウェーデンは、世界のポップス界で活躍する多彩なミュージシャンを排出してきたお国柄なのだとか。そこで毎年2月に開催される「スウェーデンのグラミー賞」Grammis 2017で「Artist of The Year」を獲得した彼女の実力は、まさにフォルクスワーゲン車と同じく世界中で大ブレイクしたって不思議じゃないものだ。
もうすぐ20歳になる彼女だが、デビューしてすでに10年近くと立派なキャリアも持っている。歌唱力も半端ではない。しかもルックス、スタイルとも抜群。フォルクスワーゲンもT-ROCもある意味無関係なところですでに日本でも人気者で、8月に千葉マリンスタジアムで開催された音楽フェス「サマーソニック2017」にも参加。一部参加者のブログには「一番良かった!」「生はメッチャかわいい!」「すごすぎて鳥肌と涙目になりました」というコメントが飛び交っていた。
9月20日にフランクフルトで開催される「Volkswagen Garage Sound」の6th コンサートに出演予定だが、さすがに現地に行くのは大変。ということで、彼女の世界的なヒット曲「So Good」のPVを、まずは一度ご覧あれ。歌も素敵。身長172cmのダイナマイトバディも素敵。
「T-ROC」はポップに乗りこなしたい新世代コンパクトSUVだ
さて本稿ではザラが主役になってしまった観があるけれど、もちろんフォルクスワーゲンにとってまっさらの新型車となる「T-ROC」にも注目してほしい。2017年8月23日に本国ドイツでワールドプレミアを果たしたばかりのこのT-ROCは、クーペライクなシルエットをティグアンよりもコンパクトなディメンションにまとめ上げた、思い切りスタイリッシュな1台だ。
フロントまわりのアグレッシブなイメージもさることながら、前後フェンダーの盛り上がり具合は思い切り「ダイナマイトバディ!」。結局、「ザラふう」にまとめてしまいたくなるほどに、これまでのフォルクスワーゲンとはひと味違った、グラマラスな存在感を漂わせている。
駆動方式も、FWDと4WD(4モーション)が選べる本格派。本国ではパワートレーンにTSIガソリンターボ3種類とTDIディーゼルターボ3種類をラインナップ、7速DSGと組み合わされている。
インターフェイスも、思い切りカジュアルスポーティなイメージが漂う若々しいデザイン。アクティブインフォディスプレイ、Discover Proといったハイテク&楽しいエンタメ装備も充実している。荷室容量は最大で1290Lと、このサイズとしては抜群の広さを実現しているようだ。ちなみに日本市場への導入は2018年になってから、と予想されている。かなり先だが待ち遠しい。
「Volkswagen Garage Sound」なら、いつでもYoutubeで楽しめる
フォルクスワーゲンが展開している「Garage Sound」は、デジタル世代にニューモデルをアピールする新しいスタイルとして、2015年から始まった国際コンサートシリーズ。ライブイベントだけでなく、Youtubeなどのデジタルメディアを介して、ジェシー・J、チャーリー XCX、アン・マリーのような国際的なシンガーたちの歌声を楽しむことができる。
たとえば自動運転の時代が本格的に訪れた時、クルマでの移動時にはさまざまなエンターテインメントが必要になる、と考えられている。動画映像も含めた音楽の世界を積極的にクルマのバリューとして取り込もうとする「Volkswagen Garage Sound」のような活動は、自動車メーカーにとってこれから、ハードの開発と同じくらいに大切な取り組みになっていくのかもしれない。