現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「ジャガー Fタイプ」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: ジャガー Fタイプ クーペR。全般に味付けは“スパルタン”なピュアスポーツ。

ジャガー Fタイプ クーペR。全般に味付けは“スパルタン”なピュアスポーツ。

「復活のFタイプ」は6速MTやAWDも用意

「50年ぶりのピュアスポーツ」というキャッチコピーとともにデビューしたFタイプは、50年前の名車である初代Eタイプの流麗なたたずまいを受け継ぐとともに高いパフォーマンスを備えた現代的スポーツカーに仕上げられた。

とくに特徴的なのはその多様性で、コンバーチブルが先行デビューしてからクーペを投入。8速ATに遅れて6速MTを追加。さらにクーペには珍しいAWDモデルが設定されるなど、多彩なバリエーションから選択できる。

注目ポイント:高性能車部門のSVOが手がけたSVRのみ最高出力を575psまで強化。オプションでカーボンセラミックブレーキも用意されるなど“ポルシェイーター”的存在だ。

ジャガー Fタイプ クーペ 主要諸元

全長:4470 ~4475mm
搭載エンジン:3L V6 SC/5L V8 SC
駆動方式:FR/4WD
トランスミッション:6速MT/8速AT
車両価格:8,960,000~18,150,000円

画像: ジャガー Fタイプ コンバーチブル R。エグゾーストノートを満喫できる。

ジャガー Fタイプ コンバーチブル R。エグゾーストノートを満喫できる。

オープンエアを100%楽しめる

Fタイプとしての本流のスタイリングともいうべきコンバーチブルは2013年に日本上陸。クーペともども完全な2シーターとしてデザインされたインテリアは、オープン時にもしっかり目立つしつらえだ。

さらに空調使用時には「アクティブセントラルエアベント」と呼ばれる送風口がダッシュ上部からせり上がったり、使用時以外は格納される「デプロイアブルドアハンドル」を採用するなど、操作性も含めオリジナリティ溢れる装備が揃っている。

注目ポイント:電動開閉に要する時間は約18秒。48km/hまで開閉が可能だというから驚く。ソフトトップは3色から選択可能で、軽量な設計。荷室はさすがに広くはない。

ジャガー Fタイプ コンバーチブル 主要諸元

全長:4470~4475mm
搭載エンジン:3L V6 SC/5L V8 SC
駆動方式:FR
トランスミッション: 8速AT
車両価格:10,730,000~19,360,000円

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