ドイツのフランクフルトで開催されている「IAA2017」(通称:フランクフルト国際モーターショー)にMotor Magazine編集部も取材に行ってます。プレスデイ初日に回ったフェラーリ、マセラティ、BMWアルピナ各ブースの模様を画像とキャプションにてご紹介いたします。中でも、やはりフェラーリ ポルトフィーノの優雅な姿は大注目でした。

70周年記念のフェラーリから登場したポルトフィーノ

画像: エレガントさを感じさせるサイドビューと、ダイナミックな迫力を感じさせてくれるリアビューデザイン。日本での登場が待ち遠しいです。

エレガントさを感じさせるサイドビューと、ダイナミックな迫力を感じさせてくれるリアビューデザイン。日本での登場が待ち遠しいです。

画像: 「極上のグランドツアラー」という表現も与えられているポルトフィーノ。488GTBから搭載された3.9L V8ツインターボエンジンをフロントに搭載。フェラーリといえども、最近のモデルは驚くほど乗り心地が快適ですので、ポルトフィーノもさぞ快適なのだと思います。いつか乗ってみたいものです……。

「極上のグランドツアラー」という表現も与えられているポルトフィーノ。488GTBから搭載された3.9L V8ツインターボエンジンをフロントに搭載。フェラーリといえども、最近のモデルは驚くほど乗り心地が快適ですので、ポルトフィーノもさぞ快適なのだと思います。いつか乗ってみたいものです……。

2017年に70周年となる記念すべきイヤーを迎えたフェラーリがここフランクフルトで発表したニューモデルが「フェラーリ ポルトフィーノ」です。ポルトフィーノとは、イタリア北西部リグリア海に面したリヴィエラにある優雅な高級リゾート地として名高い街の名に由来するモデル名です。2ドアで2+2シーターのオープンスポーツカーで、フェラーリ カリフォルニアTの後継モデルといえる存在です。フロントに搭載される3.9L V8ツインターボエンジンは、最高出力441kW(600ps)/7500rpm、最大トルク760Nm/3000-5250rpmというハイパフォーマンスを発揮。7速DCTとの組み合わせで最高速は軽々と320km/hを誇り、0→100km/hの加速タイムは3.5秒と発表されています。設計が完全にリニューアルされたリトラクタブルハードトップは、低速で走行中でも14秒で開閉可能というものです。会場では聞くことができませんでしたが、ポルトフィーノのエキゾーストサウンドは電子制御バイパスバルブの採用により3つのモードを備えているそうです。軽量化(空車重量で1664kg)と電動パワーステアリングの採用も特徴ですね。ちなみに、この深みのある赤いボディカラーは「ロッソポルトフィーノ」という新色です。

画像: 3つのモードを備えるエキゾーストサウンド。IGNITION(イグニッション)は、電子制御バイパスバルブが閉じた状態の控えめなサウンド。COMFORT(コンフォート)マネッティーノポジションをコンフォートにすると、バルブが少し開いてフェラーリサウンドを披露してくれるけれど、市街地や長距離ドライブでも快適なサウンド。SPORT(スポーツ)マネッティーノポジションでスポーツを選ぶと、バルブがオープンとなりエンジンの低回転域からレッドゾーンまでフェラーリらしいスポーティで魅力的なサウンドを発揮する、とのことです。

3つのモードを備えるエキゾーストサウンド。IGNITION(イグニッション)は、電子制御バイパスバルブが閉じた状態の控えめなサウンド。COMFORT(コンフォート)マネッティーノポジションをコンフォートにすると、バルブが少し開いてフェラーリサウンドを披露してくれるけれど、市街地や長距離ドライブでも快適なサウンド。SPORT(スポーツ)マネッティーノポジションでスポーツを選ぶと、バルブがオープンとなりエンジンの低回転域からレッドゾーンまでフェラーリらしいスポーティで魅力的なサウンドを発揮する、とのことです。

画像: ヘッドライトまわりのデザインに象徴される最新のフェラーリフェイスをまとったポルトフィーノ。ちょっとにこやかさがある印象も受けますね。

ヘッドライトまわりのデザインに象徴される最新のフェラーリフェイスをまとったポルトフィーノ。ちょっとにこやかさがある印象も受けますね。

最後のフェイスリフトを受けたマセラティグラントゥーリズモ

画像: 多くのファンをアッと驚かせたのが、最新仕様へのマイナーチェンジが施されたマセラティ グラントゥーリズモ。なぜなら、あのマラネッロで生産される4.7L自然吸気V型8気筒DOHCエンジンがそのまま継続されて搭載されているからです。ハイエンドのスポーツモデルにおいてもターボエンジンの採用が主流となっているいま、快音を奏でることで高い支持を得ている自然吸気エンジンを搭載する希少価値は高いと言えるでしょう。

多くのファンをアッと驚かせたのが、最新仕様へのマイナーチェンジが施されたマセラティ グラントゥーリズモ。なぜなら、あのマラネッロで生産される4.7L自然吸気V型8気筒DOHCエンジンがそのまま継続されて搭載されているからです。ハイエンドのスポーツモデルにおいてもターボエンジンの採用が主流となっているいま、快音を奏でることで高い支持を得ている自然吸気エンジンを搭載する希少価値は高いと言えるでしょう。

画像: グラントゥーリズにはMCとスポーツの2モデルがありますが。このモデルはスポーツ指向をより前面に出したMC。フェイスリフトによって、フロントバンパーまわりのデザインが従来モデルとは変更されている。

グラントゥーリズにはMCとスポーツの2モデルがありますが。このモデルはスポーツ指向をより前面に出したMC。フェイスリフトによって、フロントバンパーまわりのデザインが従来モデルとは変更されている。

画像: マセラティのフラッグシップモデルであるクアトロポルテかと見紛うほどの存在感を放っていたギブリ。2018年モデルのギブリS Q4グランスポーツが壇上で威厳を放っています。

マセラティのフラッグシップモデルであるクアトロポルテかと見紛うほどの存在感を放っていたギブリ。2018年モデルのギブリS Q4グランスポーツが壇上で威厳を放っています。

画像: ギブリS Q4 グランスポーツのリアビュー。「ベビークアトロポルテ」などと呼ばれることもありますが、画像だとなかなか個性の違いが伝わりにくいですが、実車を見ればそのサイズ感や細部のディテールなどでクアトロポルテとの識別は難しくありません。

ギブリS Q4 グランスポーツのリアビュー。「ベビークアトロポルテ」などと呼ばれることもありますが、画像だとなかなか個性の違いが伝わりにくいですが、実車を見ればそのサイズ感や細部のディテールなどでクアトロポルテとの識別は難しくありません。

安定のハイパフォーマンスイメージを感じさせるBMWアルピナ

画像: ドッシリとした迫力すら感じさせる存在感を放っていたのが、BMWアルピナのB5ビターボツーリングオールラッド。オールラッドとは全輪駆動のことで、つまり4WDモデルなのです。ちなみに、BMWアルピナがワールドプレミアしたのはD5 Sオールラッドというモデルで、これはディーゼルエンジンモデルとして最速クラスのパフォーマンスを備えたシリーズのラインナップです。

ドッシリとした迫力すら感じさせる存在感を放っていたのが、BMWアルピナのB5ビターボツーリングオールラッド。オールラッドとは全輪駆動のことで、つまり4WDモデルなのです。ちなみに、BMWアルピナがワールドプレミアしたのはD5 Sオールラッドというモデルで、これはディーゼルエンジンモデルとして最速クラスのパフォーマンスを備えたシリーズのラインナップです。

画像: こちらはBMWアルピナのB4 Sビターボ カブリオです。本拠地ドイツでの開催だけに、BMWアルピナのブースもいつものようにとても力が入っていて、ハイエンドな雰囲気とともに充実した展示内容が楽しめました。

こちらはBMWアルピナのB4 Sビターボ カブリオです。本拠地ドイツでの開催だけに、BMWアルピナのブースもいつものようにとても力が入っていて、ハイエンドな雰囲気とともに充実した展示内容が楽しめました。

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