日本における輸入車用ホイール累計販売数トップを誇るのが「ボルベット」。このドイツのホイールブランドがなぜ多くの輸入車ユーザーに支持されてきたのか。それは日本市場にあった品質や保証、そしてドイツ職人気質、ジャーマンクオリティがあったからに他ならない。
画像: ドイツ最大のホイールメーカーBORBET(ボルベット)、新作ホイールのこだわり抜かれた“曲線”が美しい【トピックス】

ボルベットはヨーロッパを代表するホイールメーカーである。その生産規模は2016年に1700万本に達したという。当然ヨーロッパの主要自動車メーカーにサプライヤーとしてOEM供給している。

OEMは安全性は言うに及ばず耐久性も含め各自動車メーカーの厳しい基準をクリアすることが求められる。それだけにボルベットのアフターマーケット用ホイールには自動車メーカー純正並みのクオリティが息づいている。

そんなボルベットの新作がプレミアムFF1である。プレミアムはボルベットの高品位シリーズを示す。その基本デザインはスポーティなダブル5本スポーク。目を引くのはスポークの細さである。

それを強調しているのがリムまできっちりと伸ばされていることと、その内側をアンダーカットしていることだ。さらにセンターのホール部の付け根は絶妙なRで落とし込まれていることにも注目されたい。

画像: ボルベット プレミアム FF1  構造:アルミ鋳造1ピースホイール カラー:ディープブラックマット 価格:5万4000円(1本) HP:http://www.tas-pa.jp/

ボルベット プレミアム FF1  構造:アルミ鋳造1ピースホイール カラー:ディープブラックマット 価格:5万4000円(1本) HP:http://www.tas-pa.jp/

そのセンターはPCDを112オンリーとすることでコンパクト化を可能にし、これもスポークの足の長さの演出にひと役買っている。オーソドックスなダブル5本スポークながらしっかりと個性を主張しているのだ。

このデザインを決定付けているのがディープブラックマットというカラーである。再び流行の兆しが出始めたマット系のブラックをいち早く採用するあたりはボルベットのアンテナ感度の高さゆえだろう。

プレミアムFF1は18×8.0J、インセット35のみとなっている。ターゲットはずばりメルセデスベンツとアウディの中型モデルだ。BMWでも最新5シリーズに対応する。ボルベットらしくブレーキキャリパーのクリアランスを確保し、ドイツ流ツライチも避けるなど車検対応としているのが心強い。

当然ながらセイムリムでスタッドレスタイヤ用としても使えるのもいい。ハブリングやボルトは付属しているから安心して装着できる。

画像: 自動車メーカーへOEM供給するボルベットは、アフターマーケット用にも厳しい基準を設けている。ドイツ製品にはマイスターたちのものづくりの伝統が受け継がれている。

自動車メーカーへOEM供給するボルベットは、アフターマーケット用にも厳しい基準を設けている。ドイツ製品にはマイスターたちのものづくりの伝統が受け継がれている。

このプレミアムFF1は傾斜鋳造で製造される。鋳造スピードが速く、“す”ができにくく、高いクオリティを維持できるメリットがある。ストレートで細身のスポークは傾斜鋳造だからこそでもある。剛性最優先で重めのボルベット製ホイールの中にあっては軽量の部類に入ることを、実際手にして体感しているので報告しておく。

さらに「今後サイズ拡大も検討中」との情報も入手している。 この冬、純正クオリティのボルベットで足もとのデザインを楽しんでみてはいかがだろう。(文:河原良雄)

画像: ボルベットには世界中のカーメーカーが純正ホイールの生産を依頼。アフター製品もデザインや軽さだけでなく、乗用車に本当に必要な日常性能(塗装強度・長期耐久性など)を重視している。

ボルベットには世界中のカーメーカーが純正ホイールの生産を依頼。アフター製品もデザインや軽さだけでなく、乗用車に本当に必要な日常性能(塗装強度・長期耐久性など)を重視している。

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