現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。今回からCセグメントモデルにスポットを当てるが、まずは「アウディA3セダン」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: アウディ A3 セダン 1.4 TFSI スポーツバック。コンパクトなボディながら存在感は十分。

アウディ A3 セダン 1.4 TFSI スポーツバック。コンパクトなボディながら存在感は十分。

スポーツバックベースのセダン

Cセグメントのプレミアムハッチバックとして親しまれて来たA3に、ノッチバックセダンが追加されたのは2014年のこと。伸びやかなスタイルと適度なサイズで話題を集めた。

2017年1月の改良でクワトロ用エンジンをミラーサイクルの新世代2.0TFSIに変更した。FF用は1.4TFSIを踏襲するが、安全装備の大幅なグレードアップやオプションながらバーチャルコックピットも導入した。高性能版のS3はプラス5psの290psとなりSトロニックも進化している。

注目ポイント:手頃な価格ながら高い質感が楽しめる1.4LのFFモデルも魅力的だが、高効率な2.0TFSIエンジンを搭載したクワトロモデルはパワフルな上に燃費も8%向上している。

アウディA3セダン 主要諸元

全長:4465~4470mm
搭載エンジン:1.4L直4ターボ/2L直4ターボ
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:7速DCT
車両価格:3,110,000~6,240,000円

画像: アウディ RS3 セダン。400psエンジンを搭載するスーパーセダン。

アウディ RS3 セダン。400psエンジンを搭載するスーパーセダン。

RSモデルもあり

アウディ各シリーズの頂点に位置する高性能版がRS。クワトロ社改めアウディスポーツ社が開発と生産を担当するスペシャルモデルだ。現在、最小サイズとなるのはRS3だが、従来のスポーツバックのみのラインナップに、2017年3月にRS3セダンが加わった。

しかもエンジンはクランクケースのアルミ化やデュアルインジェクションの採用など大幅なリファインが施された最新仕様で、2.5L直5ターボは400ps/480Nmにパワーアップした。

注目ポイント:2017年3月28日に日本国内での発表と予約が開始されたが、7月からデリバリーが始まった。RS3スポーツバックよりひと足早く、最新仕様となって登場したことでも注目される。

アウディRS3セダン 主要諸元

全長×全幅×全高:4479×1802×1399mm
搭載エンジン:2.5L直5ターボ
最高出力:400ps/5850-7000rpm
最大トルク:480Nm/1700-5850rpm
駆動方式:4WD
トランスミッション:7速DCT
車両価格:7,8500,000円

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