現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はCセグメントモデルにスポットを当てているが、今回は「ルノーメガーヌ ハッチバック」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: 【輸入車年鑑2017】vol.145  ルノーメガーヌHBは、幅広いニーズに対応する頼りになるヤツ【Cセグメント】

ルノー メガーヌ ハッチバック ゼン。1.2Lエンジンを搭載する249万円のエントリーモデル。

6速MTの醍醐味もしっかり味わえる

すでに本国では新型モデルがデビューし、モデル末期を迎えているメガーヌ。3代目となる同モデルはクーペやカブリオレなど多彩なボディバリエーションを持つが、日本導入の先頭バッターは後述のルノー・スポールとなった。

当初5ドアは2L NAにCVTの組み合わせだったが、フェイスリフトを機に、GTラインに加え、GT220と呼ばれる6速MTのスポーツグレードを追加。のちにGTラインは1.2L 直噴ターボ+6速EDCに換装されている。

注目ポイント:デザイン面で高い評価を受けた3代目に代わり、この4代目はある意味で没個性とも言えるエクステリアに。日本市場はR.S.モデルが最量販車という状況にある。

ルノー メガーヌ ハッチバック 主要諸元

全長×全幅×全高:4325×1810×1460mm
搭載エンジン:1.2L直4ターボ/2L直4ターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:6速MT/6速DCT
車両価格:2,490,000~3,179,000円

画像: ルノー メガーヌ ルノー・スポール273。6速MTのみの設定だ。

ルノー メガーヌ ルノー・スポール273。6速MTのみの設定だ。

ニュル最速レコードを2度更新

ニュルブルクリンク北コースでのFF量販車最速を賭けて、ラップ8分以下を表す"UNDER 8"バナーを掲げてドイツ勢と覇権を争った武闘派モデル。

3ドアをベースに40mm拡幅されたボディを持ち、265psの2Lターボを搭載。仮想転舵軸を持つフロントDASSサスなど、性能向上の技術が惜しげもなく注がれた。

またモデルライフ中にR.S.275や、R.S.トロフィー、同トロフィーR、トロフィーSなどの限定車も数多く投入されているのも特徴だ。

注目ポイント:最新のカタログモデルはメガーヌR.S.273の呼称で発売。日本は「世界で3番目にルノー・スポールが売れる市場」ということもあり、モデル末期でも人気者だ。

ルノー メガーヌR.S. 主要諸元

全長×全幅×全高:4320×1850×1435mm
搭載エンジン:2L直4ターボ
最高出力:273ps/5500rpm
最大トルク:360Nm/3000rpm
駆動方式:FF
トランスミッション:6速MT
車両価格:3,990,000円

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