10月15日、WEC第7戦富士6時間が行われた。レースは雨と霧のために6度のセーフティカーと2度の赤旗中断という大混乱となったが、そんな中、トヨタが序盤からレースをリード。8号車が今季3勝目、7号車が2位で続き、見事な1-2フィニッシュを飾った。

チャンピオン争いはまだまだ続く

WEC第7戦富士6時間は雨のためセーフティカー先導のままをレース開始するという異例の展開となった。その後も、降り続く雨と立ちこめる霧による視界不良のため、セーフティカーと赤旗中断が繰り返される難しいコンディションが続いた。

そうした中、トヨタTS050ハイブリッドはライバルに対して力強い走りを見せて、序盤からレースをコントロール。ゴールまで残り1時間という時点で出された赤旗中断のままレースは終了となり、トヨタが1位と2位、ポルシェが3位と4位となった。

画像: 優勝した8号車トヨタTS050ハイブリッド(中嶋/ブエミ/デビッドソン)。

優勝した8号車トヨタTS050ハイブリッド(中嶋/ブエミ/デビッドソン)。

画像: ポルシェは3位、4位でフィニッシュ。着実にポイントを獲得した。

ポルシェは3位、4位でフィニッシュ。着実にポイントを獲得した。

今季限りでの撤退を表明しているポルシェとの戦いは残り2戦。マニュファクチャラーズ部門での首位ポルシェとの差は58.5ポイントとなっている。

ドライバーズ部門でもブエミと中嶋が現在2位で、ポルシェのバンバー、ベルンハルト、ハートレーを追う形となっており、どうやら最後まで熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。次戦は11月5日上海。最終戦は11月18日にバーレーンで行われる。

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