三菱アウトランダーPHEVで行く東北の旅。1日目は東北道を北上し、白河インターチェンジから甲子道路を抜けて湯野上温泉へと秋のドライブを楽しみましたが、2日目は湯野上温泉からほど近い、「大内宿」からスタートです。モータージャーナリストでタレントの、竹岡 圭レポーターがお届けします!

1日目/前編は→こちら

■文:竹岡 圭/写真・動画:永元秀和

画像: 試乗車は三菱アウトランダーPHEV S Edition。2017年2月の一部改良時に登場した最上級グレードです。

試乗車は三菱アウトランダーPHEV S Edition。2017年2月の一部改良時に登場した最上級グレードです。

福島県・大内宿駐車場でも急速充電できた!

おはようございます〜! 

昨夜のこと“温泉で「おぎんさん(『水戸黄門』の由美かおるさん演じる“かげろうお銀”ね)」的撮影はするの?”と尋ねると「それは結構です」と即否定したネギ編集長。仕事を忘れてゆっくり温泉を堪能できるのは嬉しいけれど、ソッコーで「結構です」って言われると、一応女性としてはどうなんだ? まぁいいか(笑)。

という経緯があったからじゃないでしょうけど、本日の撮影は足湯から〜! 湯野上温泉の足湯は温度が高め。普通足湯ってぬるめのところが多いせいか、なんとなくダル〜くなっちゃうところが多いのですが、今回知りました。足湯は熱いに限る! 足がメチャクチャ軽くなって、超スッキリ! パワーチャージした勢いで、いよいよ大内宿へ。国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている大内宿は、茅葺屋根の建物がズラりと並び、日本昔話の世界に迷い込んでしまったような街なんですよね。こんな景色の中で育ったわけでもないですが、なんだかホッとするから不思議です。

会津城下と下野の国、つまり福島と栃木を結ぶ全長130km(32里)の中で、会津城下から3番目の宿駅として1640年ごろに整備された大内宿。参勤交代にも使われていた宿場町なんだそうです。今ではすっかりおみやげ物屋さんとお蕎麦屋さんが軒を連ねる形になっていますが、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守って景観の保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいらっしゃるんだとか。費用もかかるでしょうし、大変だとは思いますが、いつまでもいつまでも大事に受け継いでいってほしい景観です。

画像: こーんな感じでかやぶき屋根のお家が続く大内宿。3連休の最終日だったので、観光客も多かった!

こーんな感じでかやぶき屋根のお家が続く大内宿。3連休の最終日だったので、観光客も多かった!

でね、驚いたことに、そんな大内宿の駐車場に充電スポットがあったんですよ。確かにこういった観光地とEVやPHEVは親和性が高いですからね。なんたって、インドのタージマハールもあの白さを保つために、1km圏内はEVしか入れないことになっているくらいですから…。

画像: 【竹岡圭】三菱アウトランダーPHEV&充電スタンド youtu.be

【竹岡圭】三菱アウトランダーPHEV&充電スタンド

youtu.be

充電待ち…というわけではないですが、さっき朝ごはんを食べたばかりなのにもかかわらず、しんごろう(ご飯を半つきにして、エゴマを使った甘味噌を塗って炭火で焼いたもの)や、その名のとおり栃の実を使った栃餅をパクリ。腹ごなしと称したお散歩の後はお昼ごはんということで、名物ねぎそばを注文。一本ねぎですくって食べるというねぎそばですが…。「これじゃ、お蕎麦伸びちゃうよ…」というくらいすくえない…(笑)。結局ねぎを薬味として齧りながら、お箸でいただくことになりました。

すっかり食欲の秋を満喫した後は、芸術の秋とばかりに「赤べこの絵付け体験」へ。ネギ編集長、永元チーフカメラマン、そしてワタクシ…。見るのとやるのとでは大違い。どこの画伯だよ〜、どこの作家だよ〜、というくらいの大作が3つできあがりました。なにを隠そう…私ってば美術「2」を取ったことがありまして…。しかし、こういうのって性格出ますよねぇ…ネギ編集長!

紅葉の「磐梯吾妻スカイライン」へ

とまぁ、すっかり堪能しすぎて最初の目的である紅葉狩りを忘れてはいませんか? というわけで、磐梯吾妻スカイラインへ。いい感じな勾配のワインディングロードですが、こういう時こそモーターパワーがあると違いますねぇ。バッテリー電力をしっかり温存するため高速道路でドライブモードを「セーブモード」にしてきたこともあり、グイグイと気持ちよく力強く頼もしく走ってくれます。全高はそこそこあるものの、床下に電池を搭載してあるため重心が低くて、安定感抜群なんですよ。

画像: 猪苗代湖の方から磐梯吾妻スカイラインに入り、浄土平を抜けて高湯温泉に抜けました。気持ち良いワインディングでした。

猪苗代湖の方から磐梯吾妻スカイラインに入り、浄土平を抜けて高湯温泉に抜けました。気持ち良いワインディングでした。

それにしても「つばくろ谷」の右を見れば紅葉と滝、左を見れば紅葉と橋。という景色は思わずため息が出るほど見事でしたねぇ。そんな感動に浸っている私の隣で「キミさぁ、バンジージャンプってしたことある?」とか、見知らぬオジサンに話しかけられちゃうネギ編集長っていったい何なんだ? って感じでしたけど、あの景色は本当に見事でした。

画像: 磐梯吾妻スカイライン、福島市側にある「つばくろ谷」はこんな絶景! でもつばくろ谷なんて、ヤクルトスワローズファンにはたまらない地名ですね。

磐梯吾妻スカイライン、福島市側にある「つばくろ谷」はこんな絶景! でもつばくろ谷なんて、ヤクルトスワローズファンにはたまらない地名ですね。

見事な景色を見にくる観光客で、狭い区画にある駐車場は満車でゴチャゴチャ。それでも見切りの良さと思った以上に利く小回り性、カメラなどのフォローで一発で駐車が決まる性能はありがたい限りでしたね。ただでさえ荷物が多いと言われる私の荷物に、カメラ機材に、永元チーフカメラマンとネギ編集長の宿泊荷物、そして自転車に、ネギ編集長が買い込んだお土産に3頭の赤べこに…と、荷物もたくさん積めるビッグサイズなクルマとは思えない取り回し性能の良さ。久しぶりに乗ったアウトランダーPHEVの新たな一面を発見できた2日間でした。

ねぇねぇねぇ、ネギ編集長、次回はどこ行く? 私ね、山形県の銀山温泉行ってみたいんだけど、アウトランダーPHEVなら雪でも大丈夫でしょ? どうかしら…。ネギ編集長の超音波センサーに引っ掛かることを祈ってます〜。

画像: 福島県二本松市、道の駅「安達」に着いたころには日も落ちてきた時刻。ここでの休憩中にも急速充電をしました。

福島県二本松市、道の駅「安達」に着いたころには日も落ちてきた時刻。ここでの休憩中にも急速充電をしました。

今回の試乗車
三菱 アウトランダーPHEV Sエディション

●全長×全幅×全高=4695×1800×1710mm ●ホイールベース=2670mm ●トレッド前/後=1540/1540mm ●室内長×幅×高=1900×1495×1235mm ●駆動方式=4WD モーター最高出力 前/後=82ps/82ps ●モーター最大トルク 前/後=137Nm/195Nm ●エンジン=直4DOHC・1998cc ●エンジン最高出力=118ps ●エンジン最大トルク=186Nm ●駆動用バッテリー=リチウムイオン電池 ●燃料・タンク容量=レギュラー・45L  ●タイヤサイズ=225/55R18 ●車両本体価格=478万9260円

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