いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ランドローバー ディスカバリー」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
画像: ランドローバー ディスカバリー HSE。スタイリッシュな最新モデルだ。

ランドローバー ディスカバリー HSE。スタイリッシュな最新モデルだ。

ディーゼルエンジンも選べる

レンジローバーの優れた悪路走行性能を、より身近な価格で実現するモデルとして1989年に初代モデルが誕生した。

過酷なオフロードイベントとして有名な「キャメルトロフィー」のオフィシャルカーに使われるなど、ランドローバーのオフロード性能を実証してきたモデルだ。

画像: 全モデルに電子制御エアサスペンションが標準で備わる。ラゲッジルームの最大容量は2406L。

全モデルに電子制御エアサスペンションが標準で備わる。ラゲッジルームの最大容量は2406L。

最新モデルは、日本で2017年5月から販売が始まったばかりの第5世代モデル。標準では5人乗りとなるが、3列シートの7人乗りをオプションで設定している。

3L V6スーパーチャージャーエンジンは、ガソリン(340ps/450Nm)とディーゼル(258ps/600Nm)仕様の2種類を用意し、もちろん4WDでオフロード性能の高さは折り紙付きだ。また、アルミニウムを85%も使用したボディは、大幅な軽量化を実現している。

画像: ダイヤル型シフトセレクターの手前に、走行モードを切り替える「テレインレスポンス2オート」を配置。

ダイヤル型シフトセレクターの手前に、走行モードを切り替える「テレインレスポンス2オート」を配置。

ランドローバー ディスカバリー 主要諸元

全長:4970mm
全幅:2000mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:8.5~11.6km/L
乗車定員:5(7)名
搭載エンジン:3Lガソリン/3Lディーゼル
日本デビュー:2017年5月8日
車両価格:7,790,000〜9,010,000円

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