イタリアのマラネッロにあるフェラーリ本社には「フェラーリ・クラシケ部門」というものがある。古い(クラシケ)フェラーリの面倒を見るところで、そこの直接サポートを受けてサービスを行う正規ディーラーが世界で48拠点認定された。そのうちふたつが日本にある。
画像: およそ40年前のモデル、フェラーリ512BBと、その後ろに「オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ」の看板。

およそ40年前のモデル、フェラーリ512BBと、その後ろに「オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ」の看板。

東京と大阪に設置

フェラーリ・クラシケ部門が「オフィチーナ・フェラーリ・クラシケ」(“オフィチーナ”はイタリア語で“ワークショップ”)に指定したディーラーは、フェラーリ・クラシケ鑑定プロセスを実行して、製造から20年以上経過したフェラーリの適切な維持・修理を実施することが許可される。要するに「本社からお墨付きをもらったクラシックカー」を扱うディーラーということになる。

画像: コーンズ 東雲サービスセンターに設置された専用のワークショップ・ランプ。

コーンズ 東雲サービスセンターに設置された専用のワークショップ・ランプ。

もちろん、その認定を受けるには条件がある。それはまず“専用のワークショップ・ランプを整備すること”、そして“メンテンナンス、修理および証明書の発行を専門に行うためのトレーニングを受け、適切な資格を有したフェラーリ・クラシケ・サービス・テクニシャンが常時在籍すること”だ。

画像: 大阪市住吉区の「コーンズ 大阪サービスセンター」。

大阪市住吉区の「コーンズ 大阪サービスセンター」。

そして、そのハードルをクリアして日本でユーザーサービスを行うことになったのが「コーンズ 東雲サービスセンター(東京都江東区)」と「コーンズ 大阪サービスセンター(大阪市住吉区)」の2拠点だ。

現在はグローバルで48拠点が認定されているが、フェラーリは今後、さらに増やしていきたい意向とのこと。こうしてフェラーリのブランド価値は維持され、さらに高まることになるのだろう。

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