英アストンマーティン ホールディングスが2017年11月22日、1-9月の業績を発表した。それによると売上高は前年同期比84%増加し、利益は約4倍にもなったことがわかった。今年から来年にかけては、さらなる業績の伸長が予想される。
画像: DB11にはV8モデルも追加され、販売に勢いがついてきた。

DB11にはV8モデルも追加され、販売に勢いがついてきた。

DB11の好調な販売が貢献

2017年11月22日に発表された英アストンマーティン ホールディングスの業績は、予想されてはいたが期待どおりの素晴らしい数字となった。

2017年1月から9月の売上高は新記録となる5億6700万ポンド(約840億円)で前年同期比84%アップだった。税引き前利益は前年同期の1億2400万ポンド(約180億円)の赤字から2200万ポンド(約33億円)の黒字へ転換した。

この好業績の立役者はDB11であることは言うまでもないが、全モデルの1ー9月総販売台数は前年同期比65%アップの3330台だった。また、平均販売価格はモデルミックスとオプションの装着率が高まったことで15万ポンド(約2220万円)に上昇したそうだ。

アストンマーティンはすでにDB11ボランテとニューヴァンテージを発表しているが、来年はこれらの販売が本格化することで、業績のさらなる向上は間違いないところ。そして、2019年には新型ラグジュアリーSUVの投入も控えている。

アンディ・パーマーCEOは「私たちの“第二世紀”変革プログラムは、引き続き勢いを増しており、世界的な存在感を拡大する道を順調に切り拓いている」と自信のほどを見せている。そして、2017年の年間売上高を8億4000万ポンド(約1250億円)へと上方修正している。

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