WTCC(世界ツーリングカー選手権)第10戦カタールラウンドが12月1日に開催され、迫力の接近戦が繰り広げられる世界一の格闘技レースのチャンピオンが決まった。

チェンピオンになるのは2018年だったのでは……

2016年のWTCCツインリンクもてぎラウンドで、テッドにインタビューしたとき「今年(2016年)は参戦してデータを集める年、そして来年(2017年)はどこかのラウンドで優勝し、2018年にチームか個人タイトルを獲るよ」と言った。

それがどうだ。なんと1年前倒しで今年チャンピオンになったではないか! テッド、あれはジョークだったんだね。

画像1: チェンピオンになるのは2018年だったのでは……

ところでテッドとは、ボルボS60をベースにしたマシンでWTCCに参戦しているポールスターシアンレーシングのエースドライバー、テッド・ビョーク選手だ。彼は市販モデルのポールスター車のチューニングもしている。そうしたこともあり、WTCCと市販車のポールスターがどう関わっているのか、WTCC日本ラウンドのために来日したときに話を聞いたのだ。

そういえば、ツインリンクもてぎでインタビューした2日後に、箱根で再会し改めて話をしたときは、どこか自信に満ちあふれていたような気がする。今から思えば、だが。そしてレースの緊張感から解放されたのか、箱根でのテッドは気さくだった。とても親しみやすく、取材した私もカメラマンもすぐにファンになってしまったほどである。

画像2: チェンピオンになるのは2018年だったのでは……

そして2017年。ポールスターシアンレーシングとテッドは、着実に優勝しポイントを重ね、ついに最終戦となるカタールでドライバースタイトルとコンストラクターズタイトルの2冠を達成した。

おめでとう、テッド・ビョーク選手。来年も日本に来るよね。チャンピオンのレース、楽しみにしているよ。

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