世界最高峰のフォーミュラレースF1で、マクラーレンとアイルトン・セナがタッグを組んでいた1988〜1993年の6年間、4度のコンストラクターズチャンピオンに輝き、「16戦中15勝」や「セナプロ対決」など、大きな注目を浴びていた時期。そんな2者の名を冠したサーキット仕様モデル「McLaren Senna(マクラーレン セナ)」が世界限定500台で発売された。

パワーウエイトレシオはまさにレーシングカーの1.498kg/ps

サーキット仕様モデルと書いたが、実は公道も走ることのできるロードカーでもあるのだ。ただ主戦場はもちろんサーキットであり、パワーや軽量化などは、速く周回するための要素を究極にまで詰め込まれている。

画像: 空力を極限まで高められたフォルムのマクラーレン セナ。

空力を極限まで高められたフォルムのマクラーレン セナ。

マクラーレン 720Sの基礎部分を採用・発展させたフルカーボンのモノコックボディは軽量化に大きく寄与し、車両重量は1198kg。さらにミッドシップされる4L V8ツインターボエンジンは、800ps/800Nmを発生するという。このふたつの数字、両方ともマクラーレンのロードカー史上、最高の数値を示しているという。まさに最強のマクラーレンといえよう。トランスミッションは7速DCTを組み合わされる。

このマクラーレン セナは、2018年第3四半期からイギリス サリー州で職人の手によって組み上げられる。価格は75万ポンド。円換算すると約1億1363万円(2017年12月11日現在)なので、このスペックにしては破格ではないかと感じてしまう。ただ、残念なことに売約済みなのだという。

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