去る1月12日、東京オートサロンで開催された「東京オートサロン・オークション with BH Auction」。国内外の本格カーコレクターを対象としたコレクタブル・カーオークションが、東京オートサロンとコラボして開催された。合計16台のコレクター垂涎のクルマがズラリと並ぶ中、最高価格で落札されたのは、1990年のル・マン24時間出場マシン「日産R90CK」。その落札価格は驚きの1億9,030万円(手数料込み)だった!

いま、世界中で「コレクタブル・カーオークション」が人気となっている。オークションと言えば、もともとクラシックカーの出品が定番だったが、近年では国産の歴史的名車や本物のモータースポーツ車両が出品されるようになり、世界中のお金持ちコレクターから熱い視線を注がれている。世界各地でオークションを開催しているSotheby’sでも、トヨタ2000GTやホンダSシリーズ、そしてフェアレディZなどが毎回のように登場し、我々の予想をはるかに超える価格で取り引きされているのだ。

今回開催された「東京オートサロンwith BH Auction」は、そんな諸外国での状況を鑑みて東京オートサロン2017で国内開催を表明。1年の準備期間を経て、初の開催にこぎ着けた。

出品車両は全部で16台。そのうちの1台が当日コンディションに問題があることが判明したため、急遽出品を取り下げたので、最終的には15台が競りに掛けられた。下にその落札価格(手数料込み)を挙げたが、どれも目の飛び出るような価格でビックリ! どれも極上のコンディション。通常なら市場に出ないクルマなので、この落札価格も納得と言えば納得なのだが、それにしてもR34GT-R(Vスペック・ニュル)が3520万円!ってスゴ過ぎる…と思いきや、なんと新車未登録で走行距離がわずか10km。世の中にこんなクルマがあったんだ…と感心することしきり。

画像: 【東京オートサロン2018】BHオークション 注目の「日産R90CK」の落札価格は衝撃の1億9,030万円!!
画像: 1億9,030万円で落札された「日産R90CK」。だれが落札したのでしょう…というゲスな勘ぐりをしたくもなる。

1億9,030万円で落札された「日産R90CK」。だれが落札したのでしょう…というゲスな勘ぐりをしたくもなる。

この種のオークションでは定番とも言える、ホンダS800クーペが935万円、トヨタ2000GTが8360万円…S30型フェアレディ240Zが1320万円と990万円などそれぞれ目の玉が飛び出そうな価格で落札(いずれも手数料込み)。オートサロンらしい出品だった、トップシークレットのV12ツインターボ換装のスープラは990万円で落札された(同)。

さて、次回はどんなクルマが出品されるのか、いまから楽しみだね!

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