トヨタのGAZOO Racing World Rally Teamが、2018年1月25〜28日にモナコ公国を基点に開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)の第1戦、ラリー・モンテカルロに参戦。チームの3台が完走し、表彰台の2位・3位を獲得するというシーズン好スタートを切った。
画像: 【WRC】復帰2年目のトヨタが表彰台の2つを獲得。2018年WRCの第1戦、ラリー・モンテカルロ

チーム新加入のタナックが2位表彰台を獲得

1990年代にWRCで活躍し通算24勝の記録を持つトミ・マキネンを、トヨタGAZOO Racing ワールドラリーチームの代表に迎えて挑んだWRC復帰1年目の昨年2017年シーズン、第1戦での2位表彰台や、2度の勝利を飾るなど予想以上の活躍を見せつけて世界を驚かせた。それでも、「学びのための1年」と位置付けられていた初年度は、シーズン終了時にマニュファクチャラーズランキングでトップと277ポイント差の3位(4チーム中)に沈んだ。ドライバーズランキングではヤリ-マティ・ラトバラの4位(136pt)が最高位だった。

そして復帰2年目となる2018年シーズンの開幕だ。第1戦ラリー・モンテカルロは基本的にターマック(舗装路)での争いとなるが、道中はドライ・ウエット・雪・氷とさまざまに変化し、ドライバーとチームスタッフたちを苦しめる。シーズンでもっとも過酷なコースとも言われている。

初日、スピンやコースオフが相次ぐなか、3台のヤリスWRCは2本のナイトステージを総合4、5、6位で走り抜いた。その中でもチーム新加入のタナックは、トップと42.4秒差の5位と出遅れる。しかし激しい降雨にも見舞われた2日目、多くドライバーがミスでタイムロスするなか終始安定した走りで、トップと14.9秒差に縮めて2位に浮上する。そして3日目・最終日もこの順位を守り抜いて表彰台を獲得したのだ。

昨シーズン同コースで2位を獲得した経験豊富なヤリ-マティ・ラトバラは3位を、WRCでのラリー・モンテカルロ参戦は初めてのエサペッカ・ラッピは7位となった。

自身もラリー・モンテカルロを4回制覇したことのあるトミ・マキネンチーム代表は、「チームはWRC参戦以来もっとも力強い状態にあり、とても素晴らしいシーズンスタートを切ることができた。とくに、タナック(ヤリスWRC #8号車)のチームに溶け込むはやさや、プロフェッショナルな仕事ぶり、吸収スピードに感動した。次のラリー・スウェーデンが楽しみだ」と語った。

画像: トミ・マキネンチーム代表

トミ・マキネンチーム代表

表彰台2位を獲得したオット・タナック(ヤリスWRC #8号車)は、「強力なチームに加わったことを実感した。マシンは驚くほど素晴らしく、スタート直後からずっと気持ち良くドライブできた。難しいコンディションでタフなラリーだったが、大きな問題を抱えることなく走って良いポジションにつけていたので、最終日は手堅く走ることができたと思う。この後のラリーが本当に楽しみだ」と語った。

画像: オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)

オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)

次戦は2月15〜18日にスウェーデンで開催される。

画像: チーム新加入のタナックが2位表彰台を獲得
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