アヴェンタドール、ウラカンに続くランボルギーニ第3のモデル、「ウルス」が日本でも発表された。ウルスは、ランボルギーニが久々に世に送り出したスーパーSUVだ。

SUVとは思えないスーパーパフォーマンス!

2017年、日本市場で新規登録台数は前年比124.3%の475台(JAIA調べ)と、好調だったランボルギーニ。2018年はさらなる台数の増大を目指して送り出したのが、スーパーSUVのウルスだ。「ウルス(URUS)」とは、家畜の先祖にあたる大型の野生牛のことで、ランボルギーニの伝統に則って闘牛の世界に由来している。

画像: アグレッシブなフロントマスクは迫力満点! この顔が後ろから迫ってきたら…!?

アグレッシブなフロントマスクは迫力満点! この顔が後ろから迫ってきたら…!?

リアにハッチゲートを備えた背の高いワゴン風、いわゆるSUVのシルエットではあるが、ウルスのスタイルは今までのSUVとはまったく異なる。全体の2/3がボディ、残りの1/3が窓という、ランボルギーニのスーパースポーツカーの比率を採用している。

画像: ウエッジの効いたシェイプ、大きく傾斜したリアウインドー、大型のリアディフューザーなど、顔が見えなくても存在感はスゴい!

ウエッジの効いたシェイプ、大きく傾斜したリアウインドー、大型のリアディフューザーなど、顔が見えなくても存在感はスゴい!

盛り上がったボンネット、斜めのフードライン、六角形をモチーフにしたエアインテーク、Y字型LEDヘッドランプ&リアコンビランプ、フレームレスのサイドウインドー、大きく傾斜したリアウインドー、大型のリアディフューザーなど、ディテールのさまざまな部分で歴代のランボルギーニ車をインスパイアしている。

画像: V8ツインターボのエンジン本体はほとんど見えないが、カバーのデザインはけっこう凝っている。

V8ツインターボのエンジン本体はほとんど見えないが、カバーのデザインはけっこう凝っている。

フロントに搭載されるエンジンはポルシェに由来する新開発の4.0L V8ツインターボで、650hpと850Nmを誇る。駆動方式はもちろん4WDで、トルクベクタリング機構付きだ。ミッションは8速AT。カーボンセラミックブレーキやエアサスも装備。また4WSも採用し、低速では逆位相ステアで小回り性を向上し、高速では同位相ステアで安定性を向上する。

画像: インテリアには最高級のレザーやアルカンターラ、アルミニウム、カーボンなどが使われる。センターダッシュ下に“Tamburo”の操作スイッチがある。

インテリアには最高級のレザーやアルカンターラ、アルミニウム、カーボンなどが使われる。センターダッシュ下に“Tamburo”の操作スイッチがある。

“Tamburo”というドライビング・ダイナミクス・セレクターも備え、最大6つのドライブモードとカスタマイズ可能なエゴモードを選択できる。
メーカーの発表したデータによると、最高速は305km/h、0-100km/h加速は3.6秒、0-200km/h加速は12.8秒、100-0km/h制動は33.7m。いずれもクラス最高の数値を誇っている。

画像: バイカラーのインテリアなど、色や素材はさまざまなカスタマイズが可能だ。

バイカラーのインテリアなど、色や素材はさまざまなカスタマイズが可能だ。

快適装備ではタッチスクリーン式のインフォテイメントディスプレイやサウンドシステムなど、安全装備ではレベル2の先進運転支援システムや衝突防止・緩和システムなどを標準で備える。
デリバリーは2018年春から開始予定。
日本での価格は、2779万9200円(税込)となっている。

ランボルギーニ・ウルス 主要諸元

全長×全幅×全高:5112×2016×1638mm
ホイールベース:3003mm
重量:2200kg以下
パワーユニット:V8DOHCツインターボ・3996cc
最高出力:478kW<650hp>/6000rpm
最大トルク:850Nm<86.7kgm>/2250-4500rpm
ミッション:8速AT
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤ:前285/45R21、後315/40R21
価格:2779万9200円(税込)

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