東京と千葉を結ぶ東京湾アクアライン。昨年は開通20周年を迎えた、超便利な高速道路ですが、海ほたるPAも観光客が多いおなじみの場所。そんなPAで房総自慢の郷土料理を多彩に味わえるコンテストメニューです。

アジを使った房総の郷土料理が満載の定食

通行料金800円で、千葉房総と都心部を結ぶ東京湾アクアライン。昨年、暮れには開通20周年を迎え、すっかり“あって当然”の便利な高速道路となりました。

その東京湾アクアラインでおすすめしたいのが、今回の「海ほたる 房総鯵彩御膳」です。毎年開催される料理コンテスト用に開発されたもので、販売は5月いっぱいまで。地方大会では審査委員特別賞を得たとか。

料理のモチーフは、房総の郷土料理であるアジの“なめろう”と“さんが焼き”です。

“なめろう”とは、アジに生姜や味噌などを混ぜて、粘り気がでるまで包丁で叩いたもの。その“なめろう”に火を通したものが“さんが焼き”となります。

面白いのは“なめろう”と“さんが焼き”だけでなく、“なめろう”を揚げた“さんが天ぷら”も用意されていること。天ぷらなんて、初めて聞きましたよ!

そして、さらなる工夫が“まご茶”。ごはんに、“なめろう”をのせて出汁をかけていただく茶漬けです。また、お刺身も用意されており、これはメダイやワラサといった地魚が使われます。


では、試食といってみましょう! まずは基本となる“なめろう”から。ねっとりとした食感が特徴です。生姜や味噌の味は抑えめでアジのうま味が前面に出ています。食材が新鮮なんでしょうね。それに、けっこう上品!

“さんが焼き”は、さらにうま味が濃縮されています。シソの香りが、アジの甘みをさらに強めてくれます。

そして天ぷら。サックサクの衣の中には、大葉に包まれた“さんが焼き”。食感が楽しいですよ。

そして締めに“まご茶”。これが「愛しい孫に食べさせたい」という名前の由来通りの素晴らしさ。“なめろう”でも、“さんが焼き”でも、どちらもOK。ぐいぐいと食が進み、気づけば、あっという間の完食。アジだけなんですけど、まったく飽きません。房総の郷土料理を楽しくいただけるメニューですね。

画像: 「海ほたる 房総鯵彩御膳」(1500円)。5階のレストランフロアの「房総海鮮処 木更津庵」にて販売される。

「海ほたる 房総鯵彩御膳」(1500円)。5階のレストランフロアの「房総海鮮処 木更津庵」にて販売される。

画像: 温かいご飯に“なめろう”を入れ、出汁をかけていただくのが“まご茶”。“さんが焼”を入れるのも美味しい。

温かいご飯に“なめろう”を入れ、出汁をかけていただくのが“まご茶”。“さんが焼”を入れるのも美味しい。

海ほたるPA(上下集約)

至 千葉 木更津金田IC ←→ 海ほたるPA(下り) ←→ 川崎浮島JCT 至 東京

東京都心部と千葉房総を結ぶ東京湾アクアラインは、昨年12月18日に開通20周年を迎えた。ETCによる通行料金が800円になったこともあり、今では毎日平均4万台以上が利用するようになった。海ほたるPAは、海に浮かぶ豪華客船をイメージしており、1〜3階が駐車場、4階が軽食・お土産ショップで5階がレストラン&展望デッキとなっている。数多くのオリジナルグッズやグルメを用意。20周年を記念するイベントも数多く実施されている。

画像: 海ほたるPA(上下集約) T0438-41-6176 営業時間:11時〜21時(ラストオーダー20時30分)、土日祝日は8時30分〜22時(ラストオーダー21時30分) 年中無休

海ほたるPA(上下集約) T0438-41-6176 営業時間:11時〜21時(ラストオーダー20時30分)、土日祝日は8時30分〜22時(ラストオーダー21時30分) 年中無休

画像: レポートはモータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏。

レポートはモータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏。

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