グッドイヤーがグローバル展開している低燃費タイヤブランド、それがE-Gripシリーズだ。そのシリーズに、新たに追加されたセダン向けコンフォートタイヤが、今回紹介するE-Grip(エフィシェントグリップ)コンフォートとなる。イーグルLSエグゼの後継となるこのモデルに、モータージャーナリストのこもだきよし氏が乗った。
画像: 今回はSUBARUインプレッサG4 AWDに装着。タイヤサイズは205/50R17 93V XLだ。

今回はSUBARUインプレッサG4 AWDに装着。タイヤサイズは205/50R17 93V XLだ。

ビッグ3のグッドイヤーから登場したE-Gripシリーズ

グッドイヤーはアメリカのイメージが強いが、じつは欧州でも浸透しているグローバルブランドで、ブリヂストン/ミシュランに続く世界のビッグ3の一翼を担うタイヤメーカーである。世界中に研究所や製造工場を持ち、日本で売られているグッドイヤーのタイヤも日本製の他に欧州製も入っている。

そんなグッドイヤーがいまイチオシするのが、エフィシェントグリップ(E-Grip)シリーズだ。

従来からあるE-Gripパフォーマンス/E-GripエコEG01/E-GripSUV HP01の3商品に加え、この2月にE-Gripコンフォート/E-GripパフォーマンスSUVの2商品が加わり、E-Gripシリーズは5つの目的別のタイヤが揃った。スポーツカーでサーキットを走るためには、イーグルシリーズも用意されているが、高速道路/市街地/ワインディングロードなどの一般道を走るにはE-Gripシリーズで十分である。

画像: レポーターはモータージャーナリスト、こもだきよし氏。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)の会長。

レポーターはモータージャーナリスト、こもだきよし氏。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)の会長。

高速道路インプレッション:

今回SUBARUインプレッサG4に履かせて試乗したのは205/50R17 93V XLのE-Gripコンフォートである。その名のとおりコンフォート(快適性)を重視したタイヤであるが、グリップに関しても満足できるレベルに仕上げてある。

トレッドパターンは左右非対称で、4本のストレートグルーブ(タイヤ幅175以下は3本)により耐ハイドロプレーン性能を確保している。中央のリブにより確実な応答性を出すようにして、ショルダーブロック/ミディアムブロックも、スリットにブリッジを設けて剛性確保している。

高速道路ではニュートラル感に遊びがない感じで締まっているのが良かった。手応えは軽めであるが、微小舵角から反応があり、車線の中を正確に走ることができる。舵角に対する反応はシャープというほどではないが、過敏にならずちょうど良い。長距離ドライブするときにはニュートラル感に遊びがあるのも疲れるし、反応がシャープ過ぎるのも疲れるから、このくらいがいい感じだ。本線上の大きなカーブやランプウエイでも、応答性に遅れなく舵角に正確な反応があるから、ライントレースがしやすかった。

快適性に関して、高速道路の舗装の継ぎ目などのハーシュネスは、ウルトラソフトではなく中程度の硬さではあるが、ダンピングが良く振動があとに残らないから不快感はない。舗装表面が細かく平らなところでの高周波のパターンノイズはうまく抑えられている。また粗い路面になっても低周波のロードノイズも車内では気にならなかった。このあたりは、さすがコンフォートと名乗るだけのことはある。

画像: 高速道路では適度に締まったハンドルの手応えでちょうど良い感じ。段差乗り越えでは収まりもスッキリとしているのが特徴だ。

高速道路では適度に締まったハンドルの手応えでちょうど良い感じ。段差乗り越えでは収まりもスッキリとしているのが特徴だ。

画像: グッドイヤーE-Gripコンフォート高速走行インプレッション〜こもだきよし〜 youtu.be

グッドイヤーE-Gripコンフォート高速走行インプレッション〜こもだきよし〜

youtu.be

一般道インプレッション:

一般道やワインディングロードではアクセル/ブレーキ/ハンドル操作によるグリップが気になるところだが、ちょっと飛ばした程度ではスキール音が聞こえることもなく、さっと綺麗に走っていく。ブレーキによる制動感は良い。

ペダルの踏み込み圧に対しての制動力の出方が期待どおりなので安心感がある。アクセルペダルを踏み込んだときの加速感もタイヤの回転にダイレクトに進む感じが良かった。ブレーキをかけてスピードを落とし、コーナーに入るときにハンドルを切っていくが、ここでもスムーズにターンインしていく。

コンフォートタイヤといってもヨレヨレした感じは一切なく、逆にしっかりしている印象が強い。だからドライバーの操作に対してタイヤがよじれることなく、そのままグリップを発揮する感じだからだ。コーナリング中のライントレース性が良いのは、応答性がハンドル角に比例したヨーが出て、それが遅れなく反応するからだ。

一般道では、舗装の修復や路面の不整などで凹凸があるが、乗り心地の印象は硬くなくソフトでもないという印象だ。これは高速道路での印象と同じで、ダンピングがよく揺れが残らないところが良かった。日本ではソフトなのが乗り心地が良いという評価をしがちだが、一番良いのは揺れが少ないことだ。さすがグッドイヤーだから、そこが判ったタイヤづくりをしていると思った。

一般道でもパターンノイズ、ロードノイズに関して車内で気になる音は小さく抑えられていたので良かった。高速道路も含めて、クルマの中で音楽を楽しむという向きには最適なタイヤだと思う。

E-Gripコンフォートという名前のとおり、走行音に関しても、乗り心地に関しても快適なタイヤだった。またグリップは必要十分以上のものがあり、ハンドリング性能に関してもクセがなく運転しやすさという点でもコンフォートタイヤと評価できる。

セダン/ハッチバック/コンパクトカーからラグジュアリーカーまで、サイズは14インチから20インチまで用意されているのでE-Gripコンフォートの守備範囲は幅広い。

画像: コンフォート、という名前だが、走りは非常にしっかりとした印象。ダンピングが良く揺れが残らない。

コンフォート、という名前だが、走りは非常にしっかりとした印象。ダンピングが良く揺れが残らない。

画像: グッドイヤーE-Gripコンフォート一般道インプレッション〜こもだきよし〜 youtu.be

グッドイヤーE-Gripコンフォート一般道インプレッション〜こもだきよし〜

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GOODYEAR EfficientGrip Comfort

14〜20インチ 35〜65シリーズ
全51サイズ 価格:オープン

グッドイヤーのE-Gripコンフォートは、2月1日に発売開始されたグッドイヤーのセダン向けコンフォートタイヤ。全51サイズ中、ラベリングAA-bは44サイズ、AA-cは7サイズ。またタイヤ幅175以下は4リブパターン、他は5リブパターンだ。

画像: 14〜20インチ 35〜65シリーズ 全51サイズ 価格:オープン
画像: 4本のストレートグルーブが排水性を高め耐ハイドロプレーニング性能を確保している。タイヤ幅175以下は3本となる。

4本のストレートグルーブが排水性を高め耐ハイドロプレーニング性能を確保している。タイヤ幅175以下は3本となる。

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