東名高速 EXPASA富士川(上り)に建設された大観覧車「フジスカイビュー」。2017年2月23日(富士山の日)のオープンに先がけてメディアや周辺住民に試乗会が開催されたので、さっそく行ってみることにした。(タイトル写真はイメージです)

1周約12分の空中遊泳で、富士山や駿河湾の眺めを楽しめる。

首都圏から東名高速を下り、富士川スマートIC(サービスエリア内にある)で降りて、一般道経由で約3分。
EXPASA富士川(上り)に建設された「フジスカイビュー」は、かなり大きい。
だが、その向こうに見えるはずの富士山が雲に隠れてほとんど見えない! こればかりは天候次第なので残念だがどうにもならない。

画像: 本当はタイトル写真のような風景を期待していたのだが、取材日は写真のように富士山の上に雲が…。しかも時間が経つにつれて雲は増え、富士山の姿はすっかり見えなくなってしまった…。

本当はタイトル写真のような風景を期待していたのだが、取材日は写真のように富士山の上に雲が…。しかも時間が経つにつれて雲は増え、富士山の姿はすっかり見えなくなってしまった…。

とりあえず、フジスカイビューのスペックを確認しておこう。
高さは60m、ゴンドラ数は36台。全てのゴンドラはクーラーを備え、飲食も可能(詳しくは後で紹介)で車いすにも対応。床も座席も透明なシースルーゴンドラも4台、ペットが乗れるゴンドラも1台ある。
1周の所要時間は約12分。営業時間は10時〜21時(イルミネーションは日没〜21時)。料金は1周700円/人、2周1000円/人。

フジスカイビューと同時に開業する「カフェ・ド・モリクン・スタンド」では、好きなドリンクとワッフルを選んだ組み合わせと観覧車乗車券がセットになったメニューも用意。
ここで購入したメニューは観覧車のゴンドラ内で飲食可能。いままでの観覧車は飲食不可能なものが多かったから、これはなかなか楽しいアイディアだ。

ドリンクとワッフルを手に、フジスカイビューに乗りこむ。ゴンドラ内にはテーブルとタブレットが備わる。
このタブレット「観覧車ナビ」は全ゴンドラに備わり、富士市の観光や発展、富士山や駿河湾の歴史など地元に関する情報を映像や音声で紹介してくれる。

だんだん上昇していくゴンドラ内には、音声テープによる説明が流れている。直下の東名高速道路や富士川、その向こうに富士市街地、さらには曇って少し霞んでいるが駿河湾まで一望でき、眺めはけっこう壮大。
…だが、イチバンのウリである富士山が見えないのは残念! やはり、フジスカイビューに乗りに行くなら、天候を確認してから出かけたほうがいいだろう。

約12分の試乗?は、あっという間。写真を撮ったり景色を眺めていると、ワッフルを食べているヒマもない。
景色もワッフルも楽しみたいなら、最初から2周チケットを買っておこう。

EXPASA富士川はレストランも充実し、道の駅「富士川楽座」も接合している。
フジスカイビューやEXPASA富士川だけを目的地にして出かけるのもいいし、御殿場アウトレットのショッピングや伊豆ドライブの帰りに寄るのもいい。
イルミネーションや夜景を見に行くのも、悪くない。
でもやっぱり、青空をバックにした雄大な富士山の姿を見たいものだ。

This article is a sponsored article by
''.