初代レンジローバーは、世界で唯一の「ルーブル美術館に飾られた自動車」だと言われている。最新の「ヴェラール」は、そのお披露目をロンドンのモダンアート ミュージアムで行ったが実は、そのネーミングにもまた、初代と切っても切れない関係があるのだという。

プロトタイプ26台につけられた、特別な名前だった。

画像: プロトタイプ26台につけられた、特別な名前だった。

最新であり次世代のランドローバーブランドを象徴する「レンジローバー ヴェラール」は、いろいろな意味で初代レンジローバーの正統を強く感んじさせる。実は「ヴェラール」というネーミングにも、初代とは切っても切れない関係があった。

「VELAR」という名称は「RANGE ROVER」の潤沢な歴史の一部であり、その由来は1960年代にチャールズ・スペンサー・キングが設計した初代「RANGE ROVER」プロトタイプに遡ります。当時の開発担当エンジニアたちは、まだ発表前の「RANGE ROVER」のプロトタイプ26台を、ラテン語で「(ヴェールで)覆う」ことを意味する「velare」から派生させ、「VELAR」と名付けていました。(オフィシャルリリースより引用)

初代レンジローバーの「純正」レストアプロジェクトも始動

画像: 初代レンジローバーの「純正」レストアプロジェクトも始動
画像: RANGE ROVER REBORNの主な仕様 ■カラー:バハマ・ゴールド ■エンジン:3,528cc V8ゼニスストロンバーグ・キャブレター175CDタイプ ■最大出力:132 bhp/5,000 rpm ■最大トルク:186 lb ft(251 Nm)/2,500 rpm ■4速マニュアル・トランスミッション、ロック可能なセンター・デフ ■価格 13万5,000ポンド(約1,931万円)から

RANGE ROVER REBORNの主な仕様
■カラー:バハマ・ゴールド
■エンジン:3,528cc V8ゼニスストロンバーグ・キャブレター175CDタイプ
■最大出力:132 bhp/5,000 rpm
■最大トルク:186 lb ft(251 Nm)/2,500 rpm
■4速マニュアル・トランスミッション、ロック可能なセンター・デフ
■価格 13万5,000ポンド(約1,931万円)から

ちなみに初代といえば、ランドローバー クラシックが、専門の職人たちが厳選したパーツを使ってレストア、販売するプロジェクトを発表したばかり。ほぼ同時期に最新型が誕生し、新旧ともに大きな話題を呼んでいるあたり、さすがのカリスマ性といったところか。

「RANGE ROVER REBORN」プロジェクトにおけるすべての車両は、1970年代当時の仕様に沿って完全なレストアが行われ、ランドローバー車であることの真正性を保持するために、ランドローバー・クラシック・パーツのみが使用されます。ランドローバーの経験豊富なレストア・チームは、収集という観点から、シャシー・ナンバーや、その個体独自の特徴など、ベースとなる車両に最適なオプションをお客様に提案します。ランドローバー・クラシックが提供する、「RANGE ROVER REBORN」の完全なレストア車両の販売価格は、13万5,000ポンド(約1,931万円)からとなります。

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