レッドブル・エアレース 2017 シーズン第4戦は7月1〜2日にハンガリーのブダペストで開催され、アメリカのK.チャンブリス選手が優勝。室屋義秀選手は3位に入賞し、シリーズランキングでトップに立った。

ドナウ川上のレーストラックにエアレーサーが舞う。

画像: ブダペストの街の中心、ドナウ川の上に作られたレーストラック。

ブダペストの街の中心、ドナウ川の上に作られたレーストラック。

街の中心を流れるドナウ川にレーストラックが設置されるブタペスト大会。優勝したのは、2003年からレッドブル・エアレースに参戦し、世界選手権になる前の2004年と世界選手権化後の2006年の総合チャンピオンであるカービー・チャンブリス選手。2008年以来6シーズン、9年ぶりに優勝を果たした。

画像: スタート/フィニッシュラインを駆け抜けるチャンブリス選手。

スタート/フィニッシュラインを駆け抜けるチャンブリス選手。

2位はP.マクロード選手(カナダ)。
第2戦のサンディエゴ、第3戦の千葉と連勝して好調の室屋選手は、ラウンド・オブ 14(1回戦)、ラウンド・オブ 8(2回戦)と順調に勝ち抜いたが、決勝のファイナル 4ではチャンブリス選手に0.556秒およばず3位。
前戦まで室屋選手と首位タイだったM.ソンカ選手(チェコ)が4位となったので、2ポイント差ながら室屋選手が総合ランキングで単独首位となった。一方、総合3位だったM.ドルダラー選手(ドイツ)は、大会ラウンド・オブ 14でオーバーGによる失格でポイント獲得に失敗し、総合6位に後退した。

画像: シリーズランキングで単独首位に立った室屋選手。

シリーズランキングで単独首位に立った室屋選手。

室屋選手は「金曜日は非常に気流が悪くて難しいコンディションだったのですが、昨日の予選と今日の決勝は(コンディションが)そんなに変わらなかったのでほとんど影響なく飛べたと思います。チャンピオンシップのリーダーにいるのは非常に嬉しい反面、まだ4レースあるので現状をキープしていくことが非常に大事です。後半戦だんだん難しくなっていくので、このペースを崩さないように頑張っていきたいと思います」とコメントした。

次戦は7月22〜23日のカザン(ロシア)。シリーズチャンピオンを目指す室屋選手の健闘に期待しよう!

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