現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「4シリーズ クーペ/カブリオレ、M4 クーペ」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: BMW M4 クーペ。この世代からM3 クーペではなく、M4 クーペになった。

BMW M4 クーペ。この世代からM3 クーペではなく、M4 クーペになった。

2ドアならではのスポーツ性を強調

2013年に3シリーズのバリエーションから離れて独立したモデルとなったのが2ドアの4シリーズ。スポーティなモデルゆえラインナップはガソリンエンジンで用意。2L直4ターボが420i用の184ps仕様と430i用の252ps仕様の2タイプ。440i用の3L直6ターボ、326ps仕様もある。

高性能版のM4はルーフをCFRPとして低重心化を図ったボディに431psの3L直6ツインターボエンジンを搭載する。また、トランスミッションは7速M DCTの他に6速MTも選べる。

注目ポイント:クーペのエレガントな雰囲気を楽しむなら420iモデルで十分。逆に走りを存分に味わいたいのなら440iだろう。M4はサーキットも見据えたピュアスポーツと捉えたい。

BMW 4シリーズ クーペ 主要諸元

全長:4640~4685mm
搭載エンジン:2L直4ターボ/3L直6ターボ/3L直6ツインターボ
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT[M4クーペ 6速MT/7 速DCT]
車両価格:5,360,000~11,540,000円

画像: BMW 440i カブリオレ ラグジュアリー。カブリオレは326psの3L直6ターボを搭載する。

BMW 440i カブリオレ ラグジュアリー。カブリオレは326psの3L直6ターボを搭載する。

エレガントさと贅沢さが持ち味

クーペに続き2014年2月に上陸したオープン2シーターモデルが4シリーズカブリオレ。2シリーズとは異なり、3分割式ハードトップをリアデッキ内に格納するリトラクタブルルーフを採用した。駐車場所に注意する心配もいらないし、クローズ時はクーペに近い快適性も味わえるのが魅力だ。

エンジンは326psの3L直6ターボのみを設定。エレガントな容姿と豪快な走りが楽しめるが価格も900万円台。オープンカー本来の贅沢さが味わえる存在だ。

注目ポイント:3分割式リトラクタブルルーフは派手なアクションと共に25秒前後で開閉できる。ラゲッジルーム容量はクローズ時370Lだが、オープン時はルーフ収納の関係で220Lに縮小する。

BMW 4シリーズ カブリオレ 主要諸元

全長:4640~4670mm
搭載エンジン:3L直6ターボ
最高出力:326ps/5500rpm
最大トルク:450Nm/1380-5500rpm
駆動方式:FR
トランスミッション:8速AT
車両価格:9,000,000~9,180,000円

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