現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「ポルシェ 911カレラ」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: ポルシェ 911 カレラ。スポーツカーとしての存在感はピカイチ。

ポルシェ 911 カレラ。スポーツカーとしての存在感はピカイチ。

ツインターボのフラット6エンジン搭載

バンパーやライトまわりなどを中心に見た目のリフレッシュも行われた911だが、最新世代の991後期型に搭載されるのは前期比で20psの出力アップを果たした3L水平対向6気筒ツインターボエンジン。

カレラでは370psを発揮、モデルによっては最大12%の省燃費性能向上も実現した。おなじみのPASM(ポルシェ・アクティブ・スタビリティ・マネジメント)は標準装備となる。

注目ポイント:マルチタッチディスプレイ付きPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)装備で、Apple Carplay、Android Autoにも対応。4WDのカレラ4系も用意される。

ポルシェ 911カレラ 主要諸元

全長:4505mm
搭載エンジン:3L対6ツインターボ
最高出力:370ps/6500rpm
最大トルク:450Nm/1700-5000rpm
駆動方式:RR/4WD
トランスミッション:7速MT/ 7速DCT
車両価格:12,440,000~16,100,000円

画像: ポルシェ 911 カレラ 4S カブリオレ。車両価格は1913万円なり。

ポルシェ 911 カレラ 4S カブリオレ。車両価格は1913万円なり。

よりハイパフォーマンスなカレラS

カレラSはカレラ同様、ポルシェが“ライトサイジング”と呼ぶ3Lのフラット6直噴ターボを積む。新エンジン搭載のためフードには導風スリットを、リアバンパー左右下部には排熱ダクトを追加している。

カレラS用は420psのピークパワーを誇る。低回転域から強力なトルクを発揮、7500rpmまで軽々と吹き上がる感覚は健在だ。また、アクティブリアアクスルステアをオプションで新設定した。

注目ポイント:シャシの熟成も進み、しなやかさとスポーティさはさらなる高みに到達。燃費改善を主目的としながらも「それだけでは終わらせない」のが見事。カレラ4S系も人気だ。

ポルシェ 911カレラS 主要諸元

全長:4505mm
搭載エンジン:3L対6ツインターボ
最高出力:420ps/6500rpm
最大トルク:500Nm/1700-5000rpm
駆動方式:RR/4WD
トランスミッション:7速MT/7速DCT
車両価格:15,190,000~19,130,000円

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