現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はA、Bセグメントのコンパクトカーにスポットを当てているが、今回は「ルノールーテシア」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
画像: ルノー ルーテシア GT。120ps仕様のエンジンを搭載する。

ルノー ルーテシア GT。120ps仕様のエンジンを搭載する。

精悍な顔立ちもヒットの要因か

Bセグメントのコンパクトハッチとしてフランス本国でNo.1の販売台数を記録し、欧州でも「クリオ」の車名で大ヒットモデルとなった。

日本市場でも直近にマイナーチェンジを受け、ヘッドランプはフルLEDとなり、ルノーブランドを象徴するCシェイプランプ(スモールランプ兼用、常時点灯)を新たに装備した。

定評のある1.2L 4気筒直噴ターボと6速デュアルクラッチEDCは不変ながら、ポート噴射ターボの0.9L MTの仕様がカタログから外れている。

注目ポイント:個性的でエレガントなボディデザインが特徴。インテリアも配色などに遊び心があり、3色のダッシュボード・ドアトリムカラーと2色のシートカラーが用意される。

ルノー ルーテシア 主要諸元

全長×全幅×全高:4095×1750×1445mm
搭載エンジン:1.2L直4ターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:6速DCT
車両価格:1,990,000~2,590,000円

画像: ルノー ルーテシア R.S.トロフィー。これが最上級仕様だ。

ルノー ルーテシア R.S.トロフィー。これが最上級仕様だ。

ルーテシアRSは様々な仕様を提案

先代の2L NA+MTモデルも痛快な楽しさに溢れていたが、4代目となる現行モデルは1.6L 直噴ターボ+6速EDCの1本で勝負する新世代のスポーツハッチに進化した。

エンジンマネジメントを切り替える「R.S.ドライブ」や、電子制御式の「R.S.デフ」などを備え、標準のシャシースポールに加え、高レート&ローダウンサスペンションを採用したシャシーカップも設定している。15年にはさらにハイチューンとなる「トロフィー」も投入された。

注目ポイント:抜群のロードホールディングと、むやみに硬めただけではない絶妙なダンピング性能で、最強版のトロフィーですら相対的に「乗り心地は悪くない」と言えるのが不思議だ。

ルノー ルーテシア R.S. 主要諸元

全長×全幅×全高:4105×1750×1435mm
搭載エンジン:1.6L直4ターボ
駆動方式:FF
トランスミッション:6速DCT
車両価格:3,075,000〜3,295,000円

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